講談社現代新書<br> はじめての言語ゲーム

個数:
電子版価格
¥1,045
  • 電子版あり

講談社現代新書
はじめての言語ゲーム

  • ウェブストアに4冊在庫がございます。(2025年05月20日 02時06分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 272p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062880046
  • NDC分類 134.9
  • Cコード C0210

出版社内容情報

世界のあらゆるふるまいを説明しつくそうとしたヴィトゲンシュタインの言語ゲーム論は、いかに生まれ、どんな思想なのか?もっともわかりやすいヴィトゲンシュタイン入門書。
世界のあらゆるふるまいを説明しつくそうとしたヴィトゲンシュタインの言語ゲーム論はいかに生まれ、どんな思想か?
18万部を超える『はじめての構造主義』著者による、きわめて平易な哲学入門です。

第1章 ヴィトゲンシュタインのウィーン
第2章 数学の基礎
第3章 ケンブリッジの日々
第4章 『論理哲学論考』
第5章 放浪の果てに
第6章 言語ゲーム
第7章 ルール懐疑主義
第8章 1次ルールと2次ルール
第9章 覚りの言語ゲーム
第10章 本居宣長の言語ゲーム
第11章 これからの言語ゲーム


橋爪 大三郎[ハシヅメ ダイザブロウ]
著・文・その他

内容説明

世界のあらゆるふるまいを説明しつくそうとしたヴィトゲンシュタインの言語ゲーム論は、いかに生まれ、どんな思想なのか?きわめて平易で刺激的な哲学入門。

目次

第1章 ヴィトゲンシュタインのウィーン
第2章 数学の基礎
第3章 ケンブリッジの日々
第4章 『論理哲学論考』
第5章 放浪の果てに
第6章 言語ゲーム
第7章 ルール懐疑主義
第8章 1次ルールと2次ルール
第9章 覚りの言語ゲーム
第10章 本居宣長の言語ゲーム
第11章 これからの言語ゲーム

著者等紹介

橋爪大三郎[ハシズメダイサブロウ]
1948年、神奈川県に生まれる。1977年、東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。現在、東京工業大学教授。社会学者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

踊る猫

29
ずいぶん「俗っぽい」雰囲気だなあ、と思いつつ読む。身も蓋もないというか、難解なウィトゲンシュタインをここまで噛み砕いて解説するとは、とその(著者らしいといえば著者らしい)知的な野蛮さに呆れるやら感心するやら。だが、ここで開陳される私たちがどうしたって外に出られやしない「言語ゲーム」の本質は、この本が指し示した地平を更に超えてもはや個々人が自分自身の閉じた「言語ゲーム」の中を生きている時代だからこそ、ある種の苦味とともに読み返して肝に銘じなければならないのかもしれない。「哲学」したい人にはうってつけの一冊だ2022/06/22

特盛

28
評価3.5/5。後期ウィトゲンシュタインで重要な概念、言語ゲームに関する紹介。言語ゲームは規則、ルールに従った人々の振る舞い。この規則を記述し、規則間の関係を明らかにする営みの意義が主題だ。理論を超え、物事の捉え方としての包摂性と可能性を紹介する。悟りや、国学を素材に橋爪流言語ゲーム観も示す。語りえぬものを語りうるようになった前期後期の転回過程の紹介に、社会との関わりを無視しない人間ウィトゲンシュタインへの愛が垣間見え。ポストモダン思想が無責任な批判、相対主義に陥りやすい点も著者が強調したいところだろう。2024/06/01

そふぃあ

28
ヴィトゲンシュタイン難しかった。でも、会社で「〜に係る○○」とか「掲題の件につきまして〜」とかいう言い回しを使ったり、理解してないのに賃貸借契約がどうのこうのメールしてると、あぁ言語ゲームしてるのかなぁと思ったりする。でも、ヴィトゲンシュタインは言葉では真理をあらわすことはできないと考えていたらしいので、彼の哲学を言葉で記述しようとすればするほど、彼が本当に考えていたことからは遠のいていくんでしょうね。2018/09/05

禿童子

25
数か月前にヴィトゲンシュタインの『哲学探究』にチャレンジして挫折した「言語ゲーム」が何を意味しているのかを噛み砕いて説明している。非常にやさしい語り口調で書かれているのでよくわかると言いたいところだが、繰り返し読んでも言っている内容をつかめたという実感がない。橋爪さんは、本居宣長の国学など、いろんなことが言語ゲームで説明できると、言語ゲームの素晴らしさを説いている。たぶん、本書は、『言語ゲームと社会理論』(1985年)という橋爪さんの主著の簡略版だろう。では、その本を読んでみないといけないのかしら(笑)2019/09/03

ヒダン

20
ヴィトゲンシュタインの哲学が面白いのは、世界の真理を探る哲学でありながら、私の実感との闘いの末に練り上げられたものだからだろう。自分でも慣れないシチュエーションで普通の振る舞い方だと思われる振る舞いをやってみて、まるで死神の千葉のようだと思うこともある。これって言語ゲーム的だし、そのときのちぐはぐ感はクワス算みたいなもんなんだろう。著者の書きたいことを書きすぎているようにも感じるが、前向きなメッセージで締まるいい読み物だった。2018/07/03

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/540099
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品