講談社現代新書
オイルマネー

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  • サイズ 新書判/ページ数 198p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062879736
  • NDC分類 568.09
  • Cコード C0233

内容説明

中東の2兆ドルは金融危機の救世主か?世界を動かす政府系ファンドの戦略を明かす。

目次

序章 「悪玉」か「白馬の騎士」か
第1章 急増するオイルマネー
第2章 オイルマネーの歴史
第3章 政府系ファンド―オイルマネーを動かす機関
第4章 オイルマネーはどこへ
第5章 オイルマネーと日本
終章 国際金融危機の教訓

著者等紹介

畑中美樹[ハタナカヨシキ]
1950年東京都生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、富士銀行入行。中東経済研究所カイロ事務所長、同主任研究員、(株)国際経済研究所主席研究員、(財)国際開発センターエネルギー・環境室長などを経て、現在、同室研究顧問。「中東・エネルギー・フォーラム」主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おらひらお

5
2008年初版。やや平板な語り口ですが、現代社会におけるオイルマネーの重要性というか存在感の大きさを指摘しています。それにしても老いるの決済はドルに限るというシステムを構築した時点で欧米主導の道筋ができてしまったような気がします。もちろんオイル枯渇後のことを考えて投資している点などは、参考にすべき点でもあります。2012/10/08

奈良 楓

2
オイルマネー=成金のイメージがあったのですが、この本を読んでイメージ戦略や戦略的な投資の方法などの一端がわかりました。面白かったです。リーマンショック直後のアメリカ経済の混乱とそれに対するオイルマネーの対応なども面白かったが、シェールオイルの開発が進んだ2014年の今の状況を記した続編を是非読みたい。2014/09/20

はろはろは

0
p80から政府系ファンド。各国の運用方針。おかかえのファンドマネジャーがいる2013/03/31

メルセ・ひすい

0
?  今・・・・× 初めての石油の発見 於・サウジアラビア 1932年 シティグループへの出資、ソニー株取得…。欧米大企業から新興国まで、投資先を物色する湾岸諸国の政府系ファンド。彼らは世界を牛耳る悪玉か、それとも救世主か。繁栄する中東産油国の戦略を読み解く2009/03/03

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