講談社現代新書
日本を降りる若者たち

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  • サイズ 新書判/ページ数 221p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062879170
  • NDC分類 334.423
  • Cコード C0295

内容説明

日本で悩み続けたことがバカみたいいに思えてきた。バンコクをはじめ増え続ける「外こもり」。彼らがこの生き方を選んだ理由とは。

目次

旅から外こもりへ
東京は二度と行きたくない
人と出会える街
ワーキングホリデーの果てに
留学リベンジ組
なんとかなるさ
これでいいんだと思える場所
死ぬつもりでやってきた
こもるのに最適な環境
帰るのが怖い
ここだったら老後を生きていける
沖縄にて
ラングナム通りの日本人たち

著者等紹介

下川裕治[シモカワユウジ]
1954年、長野県松本市生まれ。慶応義塾大学経済学部卒業。新聞社勤務を経てフリーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

常磐条

52
正直、読んでいて明るい気持ちになる本ではないですね(苦笑)。一方で、考えさせられるテーマではあります。海外に渡航して何もしない「外こもり」も、部屋へのひきもりも、結局は「生きがいとは何か」という問題。しかも自分自身、一般的生産社会からはドロップアウトしてしまった身なので、他人事ではない。読後、“孤独の恐ろしさ”を痛感しました。仕事は、金銭を得るためのものであると同時に、血の繋がっていない家族をつくるためのものであると考えたいですね。もちろん、相手もそう考えていないと難しいことではあるのですが。。2016/01/27

isao_key

16
バンコクに暮らしながら、ほとんど外出せずに過ごす外ごもりの実像を描いた書。同じタイに暮らす者として、実に暗澹たる気持ちにさせる。ここに登場している人は、日本でうまく生きられずにタイに生き場を求めてきた人たちである。小金を貯めては安宿に泊まり、金が尽きるまで住んで、また日本で働いて戻ってくる。その繰り返し。一様に先が見えない。本人も不安を感じているが、タイでの生活のゆるさに身を委ね、半ばやけくそになんとかなる、なんとでもなると思ってしまう。ただタイでもこの先いつまで外国人への寛容さが続くかは分からない。2015/01/24

しげ

9
これは個人の問題なのか、それとも社会の問題なのか。異国に流れ着いた根無し草の彼らは、どんな最期を迎えるのだろう。2014/08/15

sk

8
日本での労働が嫌になってアジアへと逃亡する若者たちのドキュメント。こういう現実が今あるということ。2018/08/30

パンプキン

8
自分の立ち位置次第で大きく評価の分かれる本では?私はまさにタイ赴任中だった頃に読みました。ここに書かれているような話には日常的に遭遇していましたので、一つ一つがリアルです。そんな私の感想。 「こんな道もあるさ!という提案としては確かにアリだと思う。でもその道を行った10年後、20年後までも、誰か取り上げてー。」 年をとり、帰りたくてももう国には戻れない、そういう人々がたくさんいます。それは大人の自己判断の結果なのかもしれないけれど、周囲から見ていると、結構切なかったりするわけで…。人生って何だろう。2013/02/01

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