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出版社内容情報
70年前の3月10日、たったひと晩でおよそ10万人の人が亡くなった東京大空襲のことを、きみたちにもぜひ知っておいてほしい。「東京スカイツリー」「東京縄文人」につづく、著者の東京シリーズ第3弾は、東京大空襲にまつわるドキュメンタリー作品です。
東京大空襲では、約280機のB29が32万発とも言われる焼夷弾を落として東京を焼き尽くし、およそ10万人もの市民を無差別殺戮しました。広島、長崎への原爆投下による死亡者数が12万人、7万人ですから、ほぼ同等の被害ということもできます。
5人の空襲体験者の証言は、胸に深く訴えます。なんといってもこの証言を、小中学生の読者には読んでほしいです。
焼夷弾の兵器としての残忍さ、当時の小中学生の学校や家での暮らし、疎開先の様子にまで話を広げます。
おじいちゃんおばあちゃんですら戦争を知らない世代となった今日、この本の存在意義は小さくないといえそうです。
はじめに 焼け野原になった東京
第一章 なぜ東京は大空襲を受けたのか
第二章 「防空頭巾に火がついて……」
――二瓶治代さん(当時八歳)の証言
第三章 「校舎の壁のピンク色のシミは……」
――竹内静代さん(当時十四歳)の証言
第四章 市街地にねらいを定めた「住民標的爆撃」のおそろしさ
第五章 「今日もダイコン、明日もダイコン……」
――小林奎介さん(当時十二歳)の証言
第六章 「地下室のとびらの向こうに……」
――西尾静子さん(当時六歳)の証言
終章 平和を願うメッセージ
瀧井 宏臣[タキイ ヒロオミ]
著・文・その他
内容説明
えっ、70年前の東京が、こんな姿だったなんて…。1945年3月10日に起きた、とてもおそろしい出来事・東京大空襲のことを生存者の証言をもとに描きます。小学上級から。
目次
はじめに 焼け野原になった東京
第1章 なぜ東京は大空襲を受けたのか
第2章 「防空頭巾に火がついて…」―二瓶治代さん(当時八歳)の証言
第3章 「校舎の壁のピンク色のシミは…」―竹内静代さん(当時一四歳)の証言
第4章 市街地にねらいを定めた「住民標的爆撃」のおそろしさ
第5章 「今日もダイコン、明日もダイコン…」―小林奎介さん(当時一二歳)の証言
第6章 「地下室のとびらの向こうに…」―西尾静子さん(当時六歳)の証言
第7章 平和を願うメッセージ
著者等紹介
瀧井宏臣[タキイヒロオミ]
記録作家。1958年、東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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