世の中への扉 わたしたちはいのちの守人―三人の看護師・助産師の現場

岩貞 るみこ【著】

講談社（2014/06発売）

• サイズ B6判／ページ数 194p／高さ 20cm
• 商品コード 9784062870047
• NDC分類 K498
• Cコード C8095

出版社内容情報

看護師は女の子のあこがれ職業！　救命救急フライトナース、こども病院の認定看護師、そしてお産を手伝う助産師の仕事を追う。看護師は、女の子のなりたい職業No.2！！（大人になったらなりたいもの2012年度　第一生命調べ）
痛いとき、つらいとき、病院でいちばん近くにいてくれる看護師。さりげない仕事ぶりは、医師のお手伝いと思われがちですが、そこには、看護師ならではの高いプロフェッショナリズムがあります。医療は、ひとりのスーパーマンがいればいいのではなく、質の高いチームワークがあってこそ成り立つ。そういう意味では、医師も看護師も対等です。
救命救急の現場で活躍するドクターヘリに乗るヘリナース、こども病院で小児がんと闘う子どもたちに接する看護師、そしていのちの誕生の現場に立ちあう助産師の仕事ぶりを追い、いのちの守人たちの仕事をときあかしていきます。

岩貞 るみこ［イワサダ ルミコ］
著・文・その他

内容説明

医療は、ひとりのスーパーマンがいればいいのではなく、質の高いチームワークがあってこそ成り立つ。だからこそ、看護師・助産師にしかできない仕事がある。千葉・静岡・名古屋の病院からレポート！小学上級から。

目次

第１章　ドクターヘリで働くナース―日本医科大学千葉北総病院・重山香織さん
第２章　病気とたたかうこどもを支える―静岡県立こども病院・加藤由香さん
第３章　いのちの誕生に立ちあう―名古屋市立西部医療センター・加藤英世さん

著者等紹介

岩貞るみこ［イワサダルミコ］
ノンフィクション作家。モータージャーナリスト。横浜市出身（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[速水 舞]

ドクターーヘリに同乗する看護師、小児科で子どもと家族の支えとなる看護師、命の誕生の現場にかかわる助産師の仕事をおった一冊です。看護師は女の子のなりたい仕事に必ずランクインする職業ですしかし、現実はご飯を食べる暇もないほど忙しい看護師の仕事。しかし、それを悟らせず患者さんに向き合う彼女たちはスゴイの一言に尽きる。特に、小児科の話で、難病の子の食事がどうしてレトルトなのか、家族に説明するエピソードが印象的だった。

2017/06/15

[みらい]

【図書館】★★★★☆私は看護師になりたくて、こども病院で働きたくて今はまだ勉強中なんですけど、この本を読んでさらに看護師になりたい気持ちが大きくなりました。きっと道のりは険しいけど、本に書かれるような看護師になれなくていいので誰かのためになれる看護師になりたいなと思います。

2015/09/11

[カシュー]

命を守る看護師の仕事や苦労、努力がよくわかった。

2016/08/14

[KAORU]

フライトナースの話も載っていました。ドラマ、コードブルーを少し見た事があって、医療関係の話が大好きなのですが、これを読んで医者や看護師って本当に大変な仕事だなと思いました。

2018/05/09

[mooeey]

小学生向けの看護関連職業の紹介本。ドクターヘリに乗って仕事をするフライトナース、子ども病院のガン治療領域の認定看護師、助産師の3人の仕事風景と人柄を伝えている。子ども向けと思いきや、内容は結構本格的で、大人が読んでも面白かった。特に業務内容やその難しさなどが分かりやすい言葉で綴られているため、一つ一つのストーリーは短いながらも臨場感があり楽しく読めた。

2016/03/16