出版社内容情報
夏目 漱石[ナツメ ソウセキ]
著・文・その他
佐野 洋子[サノ ヨウコ]
著・文・その他
内容説明
1匹の猫が中学の英語教師、珍野苦沙弥先生の家に入り込んで、飼われることに。先生の家には、美学者の迷亭、教え子で理学者の寒月、哲学者の独仙、詩人の東風など、風変わりな文化人たちがやってきては、他愛ないおしゃべりをしています。猫は、そんな客人たちや家族を観察しては言いたい放題―。ユーモアの中に、人間の本質を描いた漱石のデビュー作。小学上級から。
著者等紹介
夏目漱石[ナツメソウセキ]
1867年(慶応3年)、江戸(今の東京)に生まれる。本名金之助。小説家。東京帝国大学英文科卒業。東京高等師範学校、愛媛県・松山中学校の教師などを経て、1900年英語研究のためイギリスに留学。帰国後、大学・高校の講師を務めながら、俳句雑誌「ホトトギス」に1905年(明治38年)、「吾輩は猫である」を連載し、作家デビューを果たす。その後、教師をやめ、朝日新聞に入社、「虞美人草」「三四郎」「こころ」などを朝日新聞に連載した。1910年より、胃潰瘍のため入院生活を送ったが、「明暗」を最後に、1916年(大正5年)死去
佐野洋子[サノヨウコ]
1938年(昭和13年)、北京に生まれる。武蔵野美術大学デザイン科卒業。1967年、ベルリン造形大学においてリトグラフを学ぶ。1971年『やぎさんのひっこし』で絵本作家デビュー。2010年(平成22年)、72歳で死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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