講談社青い鳥文庫 学校の都市伝説は知っている―探偵チームＫＺ事件ノート

藤本 ひとみ【原作】/住滝 良【文】/駒形【絵】

講談社（2017/03発売）

• サイズ B40判／ページ数 320p／高さ 18cm
• 商品コード 9784062856119
• NDC分類 K913
• Cコード C8293

出版社内容情報

若武の学校に密かに伝わる校内都市伝説。真相解明に乗り出すＫＺだったが、若武はＫＺから去っていく。若武に何が起こったのか！？若武の学校に密かに伝わる校内都市伝説。真相解明に乗り出すＫＺだったが、若武は何やら思いつめた様子。皆が心配する中、なんと自らリーダーを辞退、ＫＺから去っていく。前代未聞のことに、皆はアタフタするばかり。いったい若武に何が起こったのか！？

＜小学上級から　すべての漢字にふりがなつき＞

おもな登場人物
１　この本を、初めて読んでくださる方々へ
２　さよならを言いにきた
３　若武の家にはオリーブがある
４　５つの校内都市伝説
５　ＫＺ、激震！
６　運命の糸に気づく
７　やっぱり変かも
８　夜の廊下で２人きり
９　症状が悪化する保健室
10　笑うベートーベン
11　非常階段の足音
12　先入観とは
13　俺を頼るな
14　なんちゃって
15　理科準備室、埃の謎
16　思いもかけないＫＺの分裂
17　ＫＺはアイドル
18　意外な発見
19　私の理解を超えている
20　秀明ジャンケン
21　見つかったっ！
22　恐怖の井戸
23　ちょっとヤケるね
24　奇妙な長方形
25　最後の都市伝説
26　共犯者の正体
27　決死の対決、女　対　女
28　いつものＫＺが最高だ
あとがき


住滝 良［スミタキ リョウ］
著・文・その他

藤本 ひとみ［フジモト ヒトミ］
原著

駒形［コマガタ］
著・文・その他

内容説明

その日、彩は駅で、泣いている少女を見かける。気になったものの、声をかけられなかった。同夜、ＫＺのリーダー若武が彩の家へ。いつになく思いつめた様子が心配になる彩。やがて招集されたＫＺ会議で決まった今回の事件は、学校に密かに伝わる都市伝説の真相を探ることだった。張り切るメンバーたちに、若武は、彩が駅で見かけた少女を紹介して…若武の決意に、ＫＺは騒然っ！！小学上級から。

著者等紹介

藤本ひとみ［フジモトヒトミ］
長野県生まれ。西洋史への深い造詣と綿密な取材に基づく歴史小説で脚光をあびる。フランス政府観光局親善大使をつとめ、現在ＡＦ（フランス観光開発機構）名誉委員

住滝良［スミタキリョウ］
千葉県生まれ。大学では心理学を専攻。ゲームとまんがを愛する小説家

駒形［コマガタ］
京都の造形大学を卒業後、フリーのイラストレーターとなる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[✴✴ 🎀 𝒴𝓊𝓇𝒾𝓃𝒶 🎀 ✴✴]

初めて自分で買った本。なのでこの本にはすごく思い入れがある。物語もとっても面白くて、このシリーズは大好き。私が好きなのは翼かな…。今回のKZはいつも以上に奥が深く、最後まで一気読み。何度も再読。お気に入りの１冊です！

2020/03/26

[つきみや]

いやぁ、翼、万能やなぁ……と思った。 なんでもできちゃうじゃんよ！！！ 序盤ぐらいしか若武の出番なかった(´ ・ω・｀) けど、序盤の若武かっこよかったのでいいです。 いや、そうなんだよね。正義感強いよねっていう記述を見てから桜坂のやつを思うと……うぅ……っ！！！ あと上杉くん手握ってて死んだ。かわいいね。

2020/12/05

[cooky]

読んだかどうかあやふやだったので、読みました。(もしかしたら再読カモ)今回は、若竹の出番がなく、残りの6人で、事件を解決！そして若竹は新しくできた彼女とキャッキャウフフするためにKZを脱退！どーなるKZ！　　翼ってリーダーの素質あるんだね。今までは「リーダーは若竹！」って感じだったから、なんか新鮮で面白い巻だった

2020/10/04

[rika.okuya]

若武の意志が立派！（まああんな事なければやらないよなあ、普通。） 都市伝説を解き明かす時のワクワク感、何度でも味わいたい。

2021/03/31

[chRono]

とても面白かったです。若武の活躍があまり無かったのが酷く残念ですが、アーヤの魅力やちょっとした恋模様も表現されていて益々、大好きなシリーズとなりました。もう既に私の中で最も好きな作品なのに、これより好きになってしまったら、どうなるのでしょう( ﾟдﾟ)ﾊｯ!勿論この作品も何度も何度も読み返します。児童書だからといって、侮れません。一般にはない物語や一般以上の謎が待っていてとても楽しいです。

2017/03/12