講談社青い鳥文庫 トキメキ図書館〈ＰＡＲＴ１３〉クリスマスに会いたい

服部 千春【作】/ほおのき ソラ【絵】

講談社（2016/12発売）

• サイズ B40判／ページ数 240p／高さ 18cm
• 商品コード 9784062855969
• NDC分類 K913
• Cコード C8293

出版社内容情報

加賀雅から「クリスマスパーティー」の招待状を受けとった萌は、愛犬ソラの散歩中、宙と雅が話しているところを目撃してしまい??。１２月の初め、萌たちが図書委員の仕事を終えて下校しようとしていると、ひとりの女の子が閲覧室に走りこんできた。その子は四年生の図書委員の相良愛子さんで、「これ……あずかって、おねがい……。」と、ひとみ先生に車のキーを手わたした。「いったい、なにがあったんだろう……？」と愛子を心配する萌。
その翌日、登校した萌は加賀雅から白い封筒を手わたされた。中に入っていたのは、１２月２５日の日曜日に加賀ハウスで行われる「クリスマス＆バースデイパーティー」の招待状！
「ん？　バースデイパーティー？」と首をかしげる萌に対して、雅はバツのわるそうな顔で「わたし、誕生日が１２月２５日なの……。」と説明する。なんでもおじいちゃんから、毎年開いているクリスマスパーティに、『雅もお友だちをよびなさい。』と言われたのだという。
かくして宙や奈津、さらには受験をひかえた亮介までパーティーに参加することになったのだが??。

＜小学中級　すべての漢字にふりがなつき＞

１　お受験の動機が不純　
２　招待状をもらった
３　なんで車のキー？
４　プレゼントかぁ……
５　イニシャルは〈S・Y〉
６　クリスマスのご予定は？
７　クリスマスに会いたいの
８　加賀ハウスのパーティー
９　サンタさんが来た


服部 千春［ハットリ チハル］
著・文・その他

ほおのき ソラ［ホオノキ ソラ］
著・文・その他

内容説明

１２月に入ったある日、萌はクラスメイトの加賀雅から「クリスマス＆バースデーパーティー」に招待された。なんと、雅の誕生日は１２月２５日なのだという。宙や奈津、亮介といっしょにパーティーに参加することになった萌だが、パーティーの前日、宙と雅が公園で話しているところを目撃してしまう。「…クリスマスに会いたいの。」という雅の言葉の真相は―！？小学中級から。

著者等紹介

服部千春［ハットリチハル］
京都府綾部市生まれ。第１９回福島正実記念ＳＦ童話賞で大賞を受賞し、同作『グッバイ！グランパ』（岩崎書店）でデビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[てらさか]

やっと雅と宙の仲良さについて自己解決できてほっとした。相変わらず雅が嫌いなのであんまり出てきてほしくないというか…。主人公がバカにされ続けるのを見ているのがつらい。「私よりよく知ってて、すごいな」より「そういう言い方やめて！」くらいいってほしい。次は3学期なので、一気に卒業＆完結になってしまうのかな？とちょっと心配。

2017/03/20

[ソロ マクスウェル]

裏表紙の内容紹介が思わせぶりだけど。これまでのシリーズの内容から真相は予想出来た。 答え合わせで予想が当たったのは快感だった。

2016/12/15

[Theodore]

シリーズ13作目。ウザいお調子者のオスガキは今回も健在。その上11巻で出てきたリレーのアンカーのガキも懲りずに登場。出番はとっくに終わってるのにストーカー張りにずるずると引きずるの本当にしつこすぎる。このガキの需要もないからそろそろ退場願いたいもの。なお内容面では車の鍵事件の終わり方が唐突すぎて微妙。結局依頼人の両親がいがみ合った理由はなんなのか？　彼らは元の鞘に収まるのか否か？　このあたりが中途半端に放置されているので消化不良感が否めない。

2025/08/15

[食パン]

小３

2024/12/05

[道錬]

自分の妬みの感情と向き合うことで、大人らしい振る舞いややり取りができるようになってくるのではと、この本を読んでいて思った。その過程の様子が伝わってくる。

2018/08/13