出版社内容情報
バレエ「くるみ割り人形」 を巡る主人公のめい、同級生の梨央、杏樹たちの努力と葛藤の物語。バレエを通して少女たちの成長を描く。主人公は小学校5年生の女の子・森原めい。バレエが大好きで、有村バレエスクールで6歳から一生懸命レッスンに励んでいる。同じスクールの同級生は梨央と南。梨央は、めいよりも早くからバレエを習っていて、少し先を行く存在。ある日、ニューヨークから帰国子女の杏樹が転入してきた。 杏樹はかわいくて、プロポーションは抜群、おまけにバレエがとっても上手! 明るい性格もあいまって、あっという間に人気者に。梨央は杏樹にライバル意識を持つが、めいはむしろ杏樹にあこがれる。
ある日有村先生から重大発表が。次の発表会はクリスマス公演として「くるみ割り人形」をやる、希望者の多い役はオーディションで決めるというから、みんな大騒ぎに。
めいは迷った挙句、主役のクララに挑戦することに。しかし、めいにはひとつの悩みがあった。そして――事態は思わぬ方向に展開していく。
登場人物は、このほかに、みんなのあこがれの上級生・さやか、バレエ教室唯一の男子で王子様的存在の透、めいの学校の友人・佳菜子、詩織、陽翔(はると)、めいの両親と妹のジュン。物語は、「くるみ割り人形」の発表会公演に向けた少女たちの努力と葛藤を軸に進んでいきます。
<小学校上級から すべての漢字にふりがなつき>
おもな登場人物
1 今年の発表会はサプライズ!?
2 強力なライバル、登場!?
3 クララに立候補したのは誰!?
4 王子様の裏の顔
5 今はとにかく基礎、基礎、基礎
6 いよいよクララのオーディション!
7 ジュンとわたしは意外と似てる!?
8 さやかちゃんのアドバイス
9 波乱の最終オーディション
10 発表会に向かって、練習あるのみ!
11 楽しい場面は大変な場面!?
12 千鶴先生のカミナリが落ちた
13 待ちに待った衣装合わせ
14 本番は何が起こるかわからない!?
15 ずっと、この舞台の上にいたい!
16 わたしには大好きなバレエがある!
あとがき
梅田 みか[ウメダ ミカ]
著・文・その他
結布[ユウ]
著・文・その他
内容説明
エトワール―それは星を意味する。世界の頂点、パリ・オペラ座バレエ団の最もすぐれたダンサーだけに与えられる称号…。有村バレエスクールでレッスンにはげむ小学5年生の森原めい。今年の発表会は「くるみ割り人形」と決まって、主役のオーディションに挑戦することに。ライバルの登場で主役の座は誰に!?本格バレエ物語、いよいよスタート!小学上級から。
著者等紹介
梅田みか[ウメダミカ]
作家・脚本家。東京生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。小説、エッセイのほか、人気テレビドラマの脚本を多く手掛けている。幼少期より橘バレヱ学校にてクラシックバレエを習う。バレエのほか、フィギュアスケートにも造詣が深い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひめありす@灯れ松明の火
たまきら
piyちゃん♡
るむ
alleine05