講談社青い鳥文庫<br> 物語ること、生きること

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講談社青い鳥文庫
物語ること、生きること

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  • サイズ B40判/ページ数 240p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062855648
  • NDC分類 K910
  • Cコード C8295

出版社内容情報

国際アンデルセン賞作家賞受賞の上橋菜穂子が、作家になりたい子どもたちの質問に答えた一冊。物語が生まれるまでの道のりがここに。「どうやったら作家になれますか」「『獣の奏者』や『精霊の守り人』みたいな話は、どうやって生まれてくるんですか」というご質問に、本当に意味のあるお答えをするためには、その物語を書くまでに私がたどってきた道程をすべて、お伝えしなければなりません。――物語は、私そのものですから。(本文「作家になりたい子どもたちへ」)

書くことを木の幹とするならば、読むことはその根っこ。素晴らしい物語を書き続ける、上橋菜穂子さんには、豊かな読書体験がありました。物語が生まれるまでの道のりがここに。
 
 「国際アンデルセン賞」は1956年に創設された児童文学の本の分野で最も歴史と権威のある国際的な賞です。2年に一度、子どもの本の世界に最も貢献した作家1名と画家1名に送られます。選考水準の高さから、児童文学のノーベル賞と称されています。作家賞の受賞は1994年のまど・みちおさん以来の快挙です!

上橋 菜穂子[ウエハシ ナホコ]
著・文・その他

瀧 晴巳[タキ ハルミ]
著・文・その他

内容説明

「どうやったら作家になれますか。」「『獣の奏者』や『精霊の守り人』みたいな話は、どうやって生まれてくるんですか。」という質問に、国際アンデルセン賞受賞作家・上橋菜穂子がこたえます。どんな子ども時代を送って、どんな本を読み、何に影響を受けたのか。作家が生まれるまでの道のりがここに。子どものころから読んできた本をまとめたブックリストつき。小学上級から。

目次

第1章 生きとし生けるものたちと(おばあちゃんとわたし;人と獣の物語;物語と日常のあいだで ほか)
第2章 遠きものへのあこがれ(永遠と刹那;洞窟に眠るもの;境界線の上に立つ人 ほか)
第3章 自分の地図をえがくこと(さようなら、アレキサンダー;沖縄のトロガイたち;アボリジニたち ほか)

著者等紹介

上橋菜穂子[ウエハシナホコ]
1962年、東京都生まれ。作家。川村学園女子大学特任教授。1989年に『精霊の木』で作家デビュー。『精霊の守り人』を始めとする「守り人」シリーズ、『狐笛のかなた』(野間児童文芸賞)ほか著書、受賞多数。2014年に日本人として2人目となる国際アンデルセン賞作家賞を受賞。最新作に『鹿の王(上)生き残った者』『鹿の王(下)還って行く者』(2015年本屋大賞)がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鴨ミール

24
実は上橋さんの著書は読んだことがありません。私の年齢では、楽しめないのではないかというのがその理由。 ドラマ化された精霊の守り人を見て、ちょっと興味を持ち作者の方がどんな方か知りたいと思い読んでみました。 2017/09/01

YúKa(ユーカ)@ハガレン読み終えました

19
自分のひとつの原点になった上橋さんをもう一度見直そうと思い、図書館で加筆修正版を借りた。結論からいえば、「これはいい」。「自分もやってやろうじゃないか」と思える本だ。靴拭きマットの上でもそもそしてる自分を蹴っ飛ばして、現実の世界を自分の目で見よう。これを読んで、自分の夢を思い出せました。ありがとう、上橋さん。『獣の奏者』のおかげで小説に目覚めて、ここまで行きつけました。2017/05/02

izw

13
子どものとき最も影響を受けたおばあちゃんの話、本の虫だった話から始まり、イギリスでの経験、大学院のフィールドワークでアボリジニと交流したときの苦労が、いかに作品の物語に活かされているかが分かる。 デビュー作は、原稿を偕成社に持ち込み編集者に見てもらったが、540枚の原稿を400枚に縮めることから始めて何度も書き直し、なかなかOKが出ない。これから出る本にタイトルが載ったときは信じられなかったという。プロ作家になる厳しさが伺える。最初の2冊の印税で、博士課程のフィールドワークの費用を賄ったというのもすごい。2016/08/21

tammy

8
青い鳥文庫。子供向けとはいえ大好きな上橋菜穂子さんがどんな幼少期を過ごし どんな本を読んで大人になったのかが気になり読んでみました。さすがの読書量。そして自分を鼓舞してフィールドワークに出るというパワフルさに あの素晴らしい作品達が生み出された原点を見ることができた気がします。ずいぶん前に読んだ 「守り人シリーズ」や「獣の奏者シリーズ」をもう1度よみかえしたくなりました。2016/07/29

joyjoy

6
「夢見る夢子さん」、いいじゃないですか! 自分が小学生の頃に書きかけたお話を思い出す。若草物語のような4人姉妹が、なぜかニルスのような小人サイズに小さくなって冒険する、というストーリー。あの恥ずかしいノートはどこに消えたかなぁ。「いちばんたいせつなところだけはうそをつきたくない」。女のひとでも強くなれることを実際に古武術の道場に入門してたしかめる、というエピソードに感心。経験に裏打ちされた言葉で書くことで、「物語の中に本物の風が吹く!」。かっこいいなぁと。上橋作品、読みたくなる。巻末ブックリストも嬉しい。2021/12/21

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