出版社内容情報
夏休み、上埜神社に不思議な力をもつ台湾人の男の子がやってきた。自称「神様」ハルに対して攻撃をしかけてくる男の子の真の狙いは。
一学期の終業式の日。上埜家では朝からお寿司の準備がはじまっていた。夕方、台湾に単身赴任中のパパが帰ってくるのだ。
学校を終えた颯月が上埜神社に帰ってくると、鳥居の脇に見たことのない男の子がひとり、立っていた。そして颯月にしか見えないはずのハルに対して、敵意をむき出しにして「お祓い」攻撃をしかけてきた。
李宥翔(りーよーしゃん)という名前のその男の子は、パパの知り合いの息子で、夏休みの間、日本に遊びにきたというのだが--。
【著者紹介】
作者/橘もも
1984年生まれ。愛知県名古屋市出身。
『翼をください』で第7回講談社X文庫ティーンズハート大賞〈佳作〉を受賞し、デビュー。
アメリカのディズニードラマ『ハイスクール・ミュージカル』のノベライズ翻訳や、絵本『ピーター・パン』(メアリー・ブレア/絵)の翻訳、ほか乙女ゲームや映画のノベライズなども手がける。
内容説明
夏休み、上埜神社に不思議な力をもつ台湾人の男の子がやってきた。父親といっしょに日本に遊びにきたという李宥翔は、「神サマ」ハルの姿が見えるらしい。そして、ハルのことを「鬼」と呼んで、術を使った攻撃をしかけてくるのだ。「ハルが鬼って、どういうこと?」その夜、物音に気づいた颯月が境内に行くと、宥翔とハルがにらみあっていて―。小学中級から。
著者等紹介
橘もも[タチバナモモ]
1984年生まれ。愛知県名古屋市出身。『翼をください』で第7回講談社X文庫ティーンズハート大賞(佳作)を受賞し、デビュー。ノベライズ翻訳や、絵本の翻訳ほか、乙女ゲームや映画のノベライズなども手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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in medio tutissimus ibis.