出版社内容情報
風野 潮[カゼノ ウシオ]
著・文・その他
Nardack[ナルダク]
著・文・その他
内容説明
全日本ジュニア選手権まで2週間をきったある日、ママが倒れて入院してしまい、かすみは瀬賀冬樹の家に泊めてもらうことになった。いつもとちがう環境でスケートに集中できないかすみは、さらに冬樹が足をケガしていることに気づいてしまう。練習を休んだほうがいい、とすすめるかすみに対し、冬樹は「親には絶対いえない。」といって、亡くなったおねえさんのことを話しはじめた。小学中級から。総ルビ。
著者等紹介
風野潮[カゼノウシオ]
大阪府生まれ。第38回講談社児童文学新人賞を受賞した『ビート・キッズ』で1998年にデビュー。同作で第36回野間児童文芸新人賞・第9回椋鳩十児童文学賞受賞
Nardack[NARDACK]
イラストレーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ひめありす@灯れ松明の火
31
ジゼルにシェヘラザード、カルメン。恋は魔術師にシング・シング・シングとバレエやオペラ、ジャズのどこを取っても知っている音楽ばかりなので読んでる間中同じ気持ちで読めるのが何となく嬉しい。子ども向けにも配慮かな。お母さんの事、花音さんの事、瀬賀君の事、まだ小学生の胸のうちに収めるには大変なのに、それでも「自分を信じて」と切り替えて頑張ろうとする姿が愛しい。なのに、折角の晴れ舞台で思うような演技が出来ず、しかもお守りもなくしてしまって、あああああっ……という気持ちでいっぱいです。頑張れ、かすみちゃん立て直せ―!2017/09/17
sawa@てゃん໒꒱· ゚
5
「続く」形式・・・次の巻が気になります!2016/08/03
はるちゃん
1
~こわれたペンダント 氷の上のプリンセス(講談社青い鳥文庫)~ ペンダントを通して2人がつながっていくのが分かった。ハラハラする場面がたくさんあった。2019/05/13
道錬
1
表現のスポーツって、確かにちょっとした動揺が大きなミスにつながることがあると思いながら読んだ。2017/02/02