講談社青い鳥文庫
予知夢がくる!―初恋と踏切のひみつ

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  • サイズ B40判/ページ数 205p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062854429
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8293

出版社内容情報

警報機が鳴ると、鈴の左足に激痛が! その踏切に秘密が? また、弱い者の味方「ボンビーキング」が鈴の予知夢に現れて

鈴木鈴(すずき・りん)は、私立・星柳学園の中等部1年生。引っ込み思案でおとなしい鈴には、意外な能力がある。予知夢を見ることができるのだ。
 カメラクラブの課題撮影のために訪れた踏切で、警報機が鳴りだしたとき、鈴の左足に激痛が走った。なぜか、その踏切で警報機が鳴るときだけ、左足が痛くなるのだ。鈴が予知夢を見るときには、必ず最初に「カーンカーンカーン」と踏切の警報機の音がする。その踏切と鈴には、なにか関係があるの? 撮影につきあってくれたクラスメイトを意識しはじめた鈴は、気がつくと心の中で、その男の子に相談している自分に気づき、初めての思いにとまどう。
 一方、困っている人や弱い立場の人に、正体を隠して贈り物を届ける「ボンビーキング」が、鈴の予知夢にあらわれた。予知夢に出てくるのは、鈴となにか関係がある人に限られていたはず。ボンビーキングと鈴の接点はどこに? 予知夢は、なにを伝えようとしているの?

【著者紹介】
東 多江子(ひがし たえこ)
 福岡県北九州市生まれ。同志社大学文学部卒。フリーライターを経て、NHK大阪局主催・ラジオドラマ懸賞募集にて最優秀賞受賞、以後脚本家となる。脚本作に、「夜のコーラス」(ラジオドラマ、芸術祭作品賞)、「ラヂオ」(ラジオドラマ、芸術祭選奨)、「ええにょぼ」(朝の連続テレビ小説)、「中学生日記」「虹色定期便」(ともに教育テレビ)、映画「仔犬ダンの物語」「17歳旅立ちのふたり」など多数。青い鳥文庫では「へこまし隊」シリーズのほかに、ノンフィクション『タロとジロ―南極で生きぬいた犬―』がある。

内容説明

中1の鈴木鈴は、予知夢を見るチカラをもっている。ある踏切で警報機が鳴りはじめたとたん、鈴の左足に激痛が。この踏切で、なにが?そして、そのときいっしょにいた男の子が、いつの間にか気になる存在に…。一方、予知夢には“怪盗”があらわれる!踏切の音と、事件の真相。鈴は、ふたつの謎を追いかける―。小学上級から。

著者等紹介

東多江子[ヒガシタエコ]
福岡県生まれ。同志社大学卒業。フリーライターを経て、脚本家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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てらさか

0
自称ライバルが去ってくれてほっとしました(とはい主人公の心の声はちょっとひどい)。2019/05/07

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