出版社内容情報
あこがれだった宮廷生活は、楽しいことばかりではなかった――。「枕草子」をベースに清少納言の半生をわかりやすい現代語訳で。「春はあけぼの」が有名な「枕草子」。その作者の清少納言は、宮中で働くことにあこがれていました。夢が現実になったとき、喜びと同時に、不安もいっぱいありました。持ち前の能力を発揮して、次第に頼りにされるようになりますが、悪口を言われたり、いじめにあったり、いいことばかりではありません。その宮廷生活の中で、さまざまなできごとや、自分の考えを書きとめた日記が「枕草子」です。「枕草子」の中から、「春はあけぼの」はもちろん、今読んでも共感できる部分を選び、わかりやすい現代語訳に。自分らしく生きようとした清少納言の宮廷生活の光と影を織り交ぜて描きます。古典に親しむ初めの一歩として、おすすめの一冊!
時海 結以[トキウミ ユイ]
著・文・その他
久織 ちまき[クオリ チマキ]
著・文・その他
内容説明
宮中で働くことになった清少納言が、実際に起きたことや、親しくなった男友だちとのやりとり、自分の考えなどを書いた日記が『枕草子』です。清少納言は、能力を認められる一方、悪口を言われたり、いじめにあったりもしました。きっと共感できるところが見つかるはず。『枕草子』をベースに、清少納言の宮中での日々を1冊にまとめました。小学中級から。
著者等紹介
時海結以[トキウミユイ]
長野県生まれ。歴史博物館にて、遺跡の発掘や歴史・民俗資料の調査研究職にたずさわったのち、2003年『業多姫』(富士見書房)で作家デビュー。日本児童文学者協会、日本民話の会に所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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nori
がばいおばちゃん
Kazumi Miyake
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