出版社内容情報
軍師と謳われた黒田官兵衛は実は単なる妖術マニアだった!? 豊臣秀吉の命運を左右する密書をめぐって追跡バトルの号砲が鳴り響く!●今回、香里、拓哉、亮平の3人組がタイムスリップしてしまったのは、天正十(1582)年六月三日、本能寺の変直後、豊臣秀吉が備中高松城で毛利輝元軍と戦っているときである。織田信長が亡くなったことを知らせる密書が、このとき毛利方へ届けられるべきところを間違って豊臣方に渡ったことによって、秀吉は形勢を有利に展開させ天下統一へと突き進むことになったのだった。しかし、その重要な密書が史実に反して毛利方の手に渡る可能性が出てきた。その原因は香里たちとたまたま一緒にいた黒田官兵衛の失態によるものだったから大変である。官兵衛の主人である秀吉に知られたらただではすまされない。いや、それよりもこのままだと日本の歴史が変わってしまうことになる。タイムスリップ探偵団3人組と軍師官兵衛は、密書を豊臣方へ取り返すべく直ちに追跡を開始するのだったが……。
1 雨よ、やめ!
2 自主練している男
3 五十里走ってきた男
〈読者諸君へ第一の挑戦状〉
4 俳句みたいな暗号を解け
〈読者諸君へ第二の挑戦状〉
5 逃げた密使を追え!
6 官兵衛、渾身の術?
7 秀吉さんとの再会
8 香里、地獄を見る
9 引き裂かれる絆
10 香里、術対決!?
11 探偵団、絶体絶命!
12 「疲労回復の術」?
楠木 誠一郎[クスノキ セイイチロウ]
著・文・その他
岩崎 美奈子[イワサキ ミナコ]
著・文・その他
内容説明
またもや戦国時代にタイムスリップしてしまった香里、拓哉、亮平は、妖術使いの練習をしている男と出会うが、それは羽柴秀吉の軍師として有名な黒田官兵衛だった。織田信長や徳川家康からも警戒されたという才能豊かな軍師のはずが、実は単なる妖術マニアだったってこと!?しかも香里がちょっとしたミスをおかしたせいで、探偵団と官兵衛はピンチに巻き込まれて絶体絶命に!小学上級から。
著者等紹介
楠木誠一郎[クスノキセイイチロウ]
1960年、福岡県生まれ。日本大学法学部卒業後、歴史雑誌編集者を経て作家となる。『十二階の柩』(講談社)で小説デビュー。『名探偵夏目漱石の事件簿』(廣済堂出版)で第8回日本文芸家クラブ大賞受賞
岩崎美奈子[イワサキミナコ]
新潟県生まれ。ゲームのキャラクター画、本や雑誌の挿絵などで活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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