出版社内容情報
<十年間だれも入ったことがない花園。そこを見つけられたら、あたしだけの秘密の花園になるの!>百年間愛されている名作を新訳で。イギリス植民地時代のインド。ほとんど家に帰らない父親と、パーティー三昧の美しい母親のもと、乳母と使用人まかせで育ったメアリは、気むずかしい少女でした。
ある日、コレラの流行で両親が亡くなり、メアリは、英国・ヨークシャーに住む伯父、クレイブン氏に引き取られることになりました。
荒野(ムーア)の外れにある伯父の屋敷は、うっそうと暗く陰気でした。することもないメアリは、陽気な使用人マーサの提案で、お屋敷の広い庭でしぶしぶと遊ぶようになります。
もう長いこと、だれも入っていない庭園があるらしい……。
いままでなにも気にかけたことがなかったメアリは、その庭園が気になり、入り口を探します。
そしてついにある日、メアリはコマドリのみちびきで、その庭園の鍵と、入り口を見つけ、中に入ったのです!
<以下続刊!>
「秘密の花園2 動物と話せる少年」
「秘密の花園3 魔法の力」
1 だれも残っていなかった
2 つむじまがりのメアリさん
3 荒野をこえて
4 マーサ
5 廊下の泣き声
6 「だれかが泣いてる、ぜったいに泣いてる。」
7 庭の鍵
8 コマドリが教えてくれた
9 ほんとに変なお屋敷!
フランセス.エリザ.ホジソン・バーネット[フランセス.エリザ.ホジソン バーネット]
著・文・その他
谷口 由美子[タニグチ ユミコ]
翻訳
藤田 香[フジタ カオリ]
著・文・その他
内容説明
両親が亡くなり、英国・ヨークシャーに住む叔父に引き取られることになったメアリ。閉ざされた花園、夜ごとの泣き声…。荒野のはずれにたたずむ古めかしい屋敷は、不思議なことばかり。ひとりぼっちのメアリが見つけたものは―。百年間愛されている名作を新訳で。小学中級から。
著者等紹介
バーネット,フランセス・エリザ・ホジソン[バーネット,フランセスエリザホジソン]
1849年、イギリス・マンチェスター生まれ。4歳のとき、父をなくし、のちにアメリカに渡る。1873年、医師スワン・バーネットと結婚。生涯、旅行しながら50冊以上もの作品を残す。代表的作品に『小公子』『秘密の花園』など。1924年に亡くなる
谷口由美子[タニグチユミコ]
山梨県生まれ。上智大学外国語学部英語学科卒業。アメリカに留学後、児童文学の翻訳を手がける
藤田香[フジタカオリ]
関西出身。書籍、雑誌の挿絵や、ゲームのキャラクター画などで幅広く活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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