出版社内容情報
風浜で発生したレイの同級生も関わった事件の真の背景には、大きな謎が残っていた。流川幻水の狙いは？ レイの決断はいかに！？前作で、風浜で発生したレイの高校生時代の過去につながっていた事件は意外な形で終結した。がっ！ 一見、解決したかにみえたその事件も背景には、大きな謎が残ったままだ。レイの前にあらわれた「謎の男」の狙いはなんなのか！？ レイは男にどのように関わっていくのか！？ ますます見逃せない展開に！ そして、マコトたち「風浜電子探偵団」の５人はそんなレイの力になることができるのか！？
本格的な謎解きストーリーと楽しいパズル！
松原 秀行［マツバラ ヒデユキ］
著・文・その他
梶山 直美［カジヤマ ナオミ］
著・文・その他
内容説明
探偵部なかまとミステリー本探しをするマコト、どんどん将棋の腕をあげるダイ、クラスメイトと学園祭の相談中のまどか、パソコン部でも明晰な頭脳で活躍する飛鳥―。多忙な中学生活を送る電子探偵団員たち。そんななか、陸上部をやめ新しいことに挑戦しているみずきに近寄る怪しい影が…。一方、レイさんは謎の紳士と地下でミステリーツアー中！？小学上級から。
著者等紹介
松原秀行［マツバラヒデユキ］
神奈川県に生まれる。早稲田大学文学部卒業後、フリーライターに。さまざまなジャンルで執筆する一方で、児童文学を書きつづける
梶山直美［カジヤマナオミ］
静岡県に生まれる。「別冊マーガレット」で漫画家としてデビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
一月@読書停滞期
7
毎回丁寧にこの巻を参照！って書いてあっても思い出せないキャラがたくさんいます(^-^;なので毎回新鮮な気持ちで読んでおります。長きに渡ってきた流川幻水とレイさんとの関わりもついに終結かな？何を企んでいると思ったら…まさかのみずきの誘拐に一時はどうなるのかと思いましたが、ハチの活躍によりあっさり場所を突き止められ。十六夜おばあちゃん、京香さんかっこよかった！世界の終わりをこのようにして企むとは…近未来的だなと。みんなの推理力や成長っぷりも感じられ、ますますの活躍が楽しみな回でありました。2012/11/06
ほたる
5
引き続き流川幻水が登場。みずきの置かれている状況がどんどんと困難なものになってきていて心配しかない。忍びの里、以来の十六夜も登場し、十六夜ネームも健在。シリーズも長期化し、過去の人物が出てくるのは感慨深いものがある。レイさんの十六夜ネームがピッタリすぎて、これからも使ってほしい。まだまだ大きな謎は続きそうで楽しみ。マコトにも頑張ってほしい！2021/08/22
K
5
今回も幻水ネタでしたね。やはり謎が多い人物でした。最近のパスワードシリーズは風浜周辺が舞台になってるから読んでて面白い!!パスワードシリーズはこれまでの作品の内容が頭に残ってないと大変だけど(今回の星野社長みたいに)、次はどんな事件が起こるのか、そのときまでに内容覚えてられる期間内での発売に期待...(笑)2012/08/23
Tak
4
もはや読み始めて軽く10年を超すシリーズものの最新作。読者からの投稿も含めたパズルの出来はいつも通り素晴らしい。そしてストーリーは最近過去作を時代背景を含めてアップデートしていることもあってか馴染み深いキャラクターが多数登場。ラストは明らかに次作以降を意識したもので、これはこれで勿論あり。ただ、マコトとみずきの恋愛模様はさらっとしか触れていないし、強烈な新キャラはいない。そういった点は次作に期待しようかと。2012/07/15
すみれ
3
細々と続きを読んでいるせいか、今までの登場人物がたくさん出てきたこの巻はどんな人だっけ？な人が多くてさみしかったです。あんなに何度も読んでたのに細かいエピソードとか覚えてないものなんだなぁ。7,8年前のことだけど。でもノストラダムスひできはあのアロワナの人っぽいなと思っていたのであとがきにマイク馬野辺博士の名前があってそれだ！と。みずきが一人暮らしなのは違和感でしたが小中学生向けだし…。うーん。パズルは解けたり解けなかったり。まどかの暴走推理がざっと読んでるけど結構好きです。2014/10/30
