出版社内容情報
結子たちが割れた花びんを修理している時に見つけた、謎のメッセージ。そこには、「宝の場所」に関するヒントが記されていた--。
桜の山学園小学校では、現在、5年生の間で新聞をまるめたボールとバットを使って遊ぶ「新聞野球」が大流行中。
朝の教室で男子たちが野球に興じていると、花びんにボールがあたって割れてしまった。その花びんは、クラスの担任、ぴよちゃんが持ってきたもので、大のお気に入りだった。
「ぴよちゃんにバレる前に直して!」とあわてふためく男子から修理を依頼された結子たちは、修理中に花びんの中に隠されていた黄ばんだ紙を発見する。
未来の桜小の生徒へ
さあ これが、ぼくらが残す最後の問題だ。
ぼくらの宝は、真ん中に埋めた。
三つの花びんと、校歌がヒント。
見ているだけじゃ、わからないよ。
チャンスはたったの一回きり。
一から最後は六十六。
開いてかぞえて見つけてごらん。
桜小 パズルクラブ
それは、かつて桜小にあったというパズルクラブが残した、「宝の場所」にかんする問題だった--。
【著者紹介】
1985年、滋賀県に生まれ。中京大学文学部言語表現学科卒業。2009年、第8回ジュニア冒険小説大賞を受賞。翌年、受賞作『百年の蝶』(岩崎書店)でデビューした。
内容説明
桜小では、このところ「新聞野球」が流行中。朝の教室で男子たちが野球に興じていると、クラスの担任、ぴよちゃんお気に入りの花びんにボールがあたって割れてしまいました。修理を頼まれた結子たちは、花びんの中に隠されていた謎のメモを発見。そこには、かつて存在した「パズルクラブ」が残した「宝の場所」に関する問題が記されていたのです。小学中級から。
著者等紹介
深月ともみ[フカツキトモミ]
1985年、滋賀県生まれ。中京大学文学部言語表現学科卒業。2009年、第8回ジュニア冒険小説大賞を受賞。翌年、受賞作『百年の蝶』(岩崎書店)でデビュー
千秋ユウ[チアキユウ]
神奈川県生まれ。高校卒業後、講談社フェーマススクールズ受講(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。