出版社内容情報
ついてないにも、ほどがある! だけど。 花は、生まれついての不運体質。大親友の密は、究極のラッキー体質。そんな二人が巻き起こす大騒動! 青い鳥文庫ジュニア編集者絶賛の新シリーズ、スタート!
内容説明
元気で明るい花は、クラスの人気者―と、ここまでは、よくある話。じつは、花は、生まれついての究極の不運体質なのです。いっぽう花の大親友の密は、うそみたいに、いつもラッキーな女の子。自分はついてないのに、親友がラッキー体質だったら、へこんじゃう?いいえ、花はへこみません!なんでなんで?と思ったあなた、ぜったい読んでみてね!小学中級から。
著者等紹介
石川宏千花[イシカワヒロチカ]
『ユリエルとグレン』(講談社)で第48回講談社児童文学新人賞佳作、日本児童文学者協会新人賞受賞
深山和香[ミヤマワカ]
漫画家、イラストレーター。人気小説「妖怪アパートの幽雅な日常」(原作/香月日輪)のコミックを、「月刊少年シリウス」で連載中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
果実
26
作者読みです。主人公が良い子で応援したくなります。面白かった!2015/12/17
アルカリオン
8
KindleUnlimited 『迷宮ケ丘 五丁目 瓶詰め男』所収の「瓶詰め男」が強烈な印象を残す作品だったので読んでみた。うーん、こちらは完全に児童向けであり、評価不能。2021/06/22
ダージリン
8
好きな作家さんなので、青い鳥文庫でもついて行きます(笑)。超不運体質の花ちゃんがとにかく魅力的です。トラブルまみれの体力勝負の毎日ですが、助けてくれる人も多くて、それがまたステキな感じで・・・と、けっこうはまりました(笑)。不器用で、ちょっと間の悪い荒野くんがいいねえ~。2011/05/15
noman
6
「ケーベツは、がんばれば自分でどうにかできることをがんばってない人がされちゃうものだよね?」 タイトルに押し出されている「不運」は実は重要ではない。主人公の花は時に命にかかわる不運に降りかかられても、決して不幸ではないからだ。この物語は、どんなに「不運」であっても幸福になることはできる、という強い人間賛歌の物語である。そして、そんな生き方がどれほど格好良く、またかわいらしく、素晴らしいものかという魅力が、花の魅力なのだ。……もっと書くことはいっぱいありますが、とにかくとても素晴らしいのでお勧めします。2011/11/09
速水 舞
3
生まれながらに『超絶不運体質』の花は、外に出れば犬に追いかけられる、乗っている観覧車は故障するという毎日を送っている。しかし、『超絶幸運体質』の親友に助けられ、クラスのみんなに見守られ花は元気に頑張る!これからどんどん面白くなりそうなシリーズですね♪2014/11/29




