講談社青い鳥文庫<br> ゾウのいない動物園―上野動物園ジョン、トンキー、花子の物語

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講談社青い鳥文庫
ゾウのいない動物園―上野動物園ジョン、トンキー、花子の物語

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  • サイズ B40判/ページ数 192p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062851633
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8293

出版社内容情報

上野動物園の人気者、ゾウのジョン、トンキーそして花子。かしこく、やさしいゾウをなぜ殺さなくてはならなかったのだろう。ぼくたちは、どうして飼育員になったのだろう――。
ほんのちょっと前、日本であったほんとうのお話

散歩するゾウについてまわる子どもたち。花子との綱引きに歓声をあげる人たち。かしこく、強く、やさしいゾウは、上野動物園の人気者だ。そんな楽しい動物園の風景をよそに日本は戦争へと突入していく。えさもないなか、けんめいに動物たちを守る飼育員たち。「猛獣」とされたゾウは、動物たちは、どうなるのだろうか――。動物園を愛するすべての人に。

※小学中級から




岩貞 るみこ[イワサダ ルミコ]
著・文・その他

真斗[マト]
著・文・その他

田丸 瑞穂[タマル ミズホ]
写真

内容説明

散歩するゾウについてまわる子どもたち。花子との綱引きに歓声をあげる人たち。かしこく、強く、やさしいゾウは、上野動物園の人気者だ。そんな楽しい動物園の風景をよそに日本は戦争へと突入していく。えさもないなか、けんめいに動物たちを守る飼育員たち。「猛獣」とされたゾウは、動物たちは、どうなるのだろうか―。ほんのちょっと前、日本であったほんとうのお話。小学中級から。

目次

1章(ジョンとトンキー;調教;ライオンのママはブルドック;動物たちの幼稚園;ゾウの花子がやってきた;ゾウの背に乗る;クロヒョウ脱出事件)
2章(戦争のあしおと;猛獣脱出訓練;えさがたりない!;開園六十周年のお祝いで;思い出の名札;トンキーを救え!)
3章(毒入りのジャガイモ;ゾウは猛獣じゃない;消えた疎開計画;動物慰霊祭のかげで;ゾウのいない動物園、ふたたび;終戦)

著者等紹介

岩貞るみこ[イワサダルミコ]
モータージャーナリスト、ノンフィクション作家。横浜市出身

真斗[マト]
四国出身

田丸瑞穂[タマルミズホ]
1965年広島県出身。雑誌や広告などを中心に活躍中。ヨーロッパアルプス、ヒマラヤなど世界の山に挑戦するアルピニストでもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ろくべえ

6
★★★★☆ 小高〜 平和学習ブックトーク選書のための一冊。飼育員の視点で描かれているので、その苦悩と葛藤が痛いほど伝わってくる。トンキーと花子(ワンリー)と比べ絵本版ではほとんど描かれていないジョンがなぜ暴れゾウになってしまったのか、最初に殺されなければならなかったのかもちゃんと書かれている。飼育員にとっては我が子同様の動物たちを最も残酷な餓死に追い込まなければならなかった狂気の時代。私が飼育員ならきっと心を病んでしまったか、罪責感で仕事を辞めていただろう。2016/01/21

HNYYS

5
図書館本。戦争は人だけではない。様々な生き物たちにも影響があったことを忘れてはいけない、この時期だからこそ小学生には読んで欲しい一冊です。2020/07/29

HAGANELLICA

2
戦争とは この物語を通して、子供達に「どうすれば戦争をしないですむのだろう」と問いかける2020/03/21

ぱぴこ

2
挿絵が見たくて読んでみました。戦前の動物園の楽しい様子が、後半の辛さにつながってしまう…。巻末の花子の写真を見てるとなんともいえない気分になってしまう。2010/10/16

イギリスウェーデンマーク

2
真斗先生がイラストだったので買いましたが、内容もよかったです。巻末コメントの本を読んでほしいという著者のメッセージもなかなか珍しい意見でよかったです。子どもに読んで欲しいですね。2010/08/14

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