内容説明
妖怪新聞記者の安堂ミラは、小学6年生。謎の事件のかげにひそむ妖怪を追い、封印するのが仕事だ。家族旅行ででかけた山の中で、ミラは「ダムの水を飲みほす妖怪を退治してほしい」とたのまれる。目的の妖怪『水呑』をたおせず、やっとのことで逃げ出したミラは、不思議な村に迷いこんでしまう。そこは水がかれた悲劇の村だった。助けをよべないこの場所で、どうする、ミラ?小学中級から。
著者等紹介
藤木稟[フジキリン]
大阪府出身。1998年『陀吉尼の紡ぐ糸』でデビュー。ミステリー、伝奇、ホラー、SF、児童書など幅広いジャンルで活躍する。「バチカン奇跡調査官」シリーズ、「朱雀十五」シリーズ、「陰陽師 鬼一法眼」シリーズなど著書多数
清野静流[セイノシズル]
北海道生まれ。「別冊フレンド」で、漫画家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
夜花YOKA🐙@もうすぐ150みんなありがとう!!!!!
9
あの棒が折れるなんて...2024/08/18
キリン
1
パパの活躍がよかった。あいかわらず、あとがきが変で楽しい。2010/08/26
かおりん
0
妖怪新聞社シリーズ第7巻。 ミラと家族が巻き込まれた、大妖怪封印の顛末。 いつになく巨大で強力な妖怪に、如意棒は折れてしまうわ何だかんだ大変でした。面白く、切ないいつもの雰囲気もいいです。 やはり続きが気になる良いシリーズ。2016/01/10
サト
0
妖怪との戦いは、これまでで一番苦戦したかもしれない。時空を越えて過去の人々と縁ができていくのは、シリーズとしての魅力が増した。パパ格好良い。とは言え伏線があまり張られていなくて、ややズルい展開が物足りなかった。次巻への引きが毎回巧いので、続きが気になるところ2011/05/04