講談社青い鳥文庫
フランダースの犬 (新装版)

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  • サイズ B40判/ページ数 168p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062851220
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8297

出版社内容情報

青い鳥文庫の名作新装版
少年ネロと愛犬パトラッシュの悲しい友情物語。

「さあ行こう、パトラッシュ。ぼくたちは、たったふたりきりなんだ。」ネロは、まずしくともやさしく、絵の才能にあふれた少年でした。フランダースの犬、パトラッシュとは大のなかよし。やさしいおじいさんに見守られ、小さな小屋で、ふたりはとても幸せにくらしていました。けれども、ある寒い雪の晩、放火犯のうたがいをかけられたネロは、おじいさんもなくなり……。

※小学中級から

ウィーダ[ウィ?ダ]
著・文・その他

松村 達雄[マツムラ タツオ]
翻訳

亜沙美[アサミ]
著・文・その他

内容説明

「さあ行こう、パトラッシュ。ぼくたちは、たったふたりきりなんだ。」ネロは、まずしくともやさしく、絵の才能にあふれた少年でした。フランダースの犬、パトラッシュとは大のなかよし。やさしいおじいさんに見守られ、小さな小屋で、ふたりはとても幸せにくらしていました。けれども、ある寒い雪の晩、放火犯のうたがいをかけられたネロは、おじいさんもなくなり…。小学中級から。

著者等紹介

ウィーダ[ウィーダ]
1839年、イギリス・サフォーク州に生まれる。幼いころより動植物を愛し、20歳ごろからおとな向け小説を書きはじめ、流行作家に。名作『フランダースの犬』のほかに『二つの国旗の下に』『ニュールンベルクのストーブ』などの作品がある。1908年、没

松村達雄[マツムラタツオ]
1911年、大阪府に生まれる。東京大学英文科卒業。東京大学教授、名誉教授など歴任ののち、1991年、没

亜沙美[アサミ]
1977年、大阪府寝屋川市に生まれる。京都芸術短期大学(現・京都造形芸術大学)ビジュアルデザインコース卒業。’01年、講談社フェーマススクールズコミックイラスト・グランプリ佳作入選(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

海猫

75
「フランダースの犬」は子供の頃、世界名作劇場で知った口で、大元の原作小説は今回初めて読んだ。うろ覚えだけどアニメの印象的な場面を、ところどころ思い出した。原作は内容が短いし、ストーリーもシンプル。少年ネロとおじいさん、犬のパトラッシュらが、貧しいなりにもささやかな幸せを、大事にしながら生活する様からして切ない。そんな小さな幸せが後半、崩れていく展開はかなり辛い。おじいさんは亡くなり、ネロは放火犯の疑いをかけられ爪弾きにされる。悲劇としてある種の美しさを放っているのも特徴で、長く愛されるのもわかる気がした。2021/04/15

月島のん

3
こんなに悲しい話は久し振りに読みました。人間と動物の絆の固さを伝える良い作品なんだろうけど、これは悲しすぎる。感動よりも悲しさで泣ける本だと思います。2018/08/02

ぴょぴょん

2
子供の頃に読まなかったので、今さらながら読んでみた。こんな悲しいお話だったのね。。やるせない。 どんなに辛い状況にあっても、善い行いをする・・・命がかかっていても自分にネロやパトラッシュのように高潔に生きられるか自信はないな。。2021/09/25

じゃがたろう

2
タイトルしか知らなかったけど、こんなに切なくなる話だとは思わなかった。人間と動物の友情。パトラッシュ、賢すぎるし、忠誠心半端ない…。福祉国家の偉大さを感じさせる作品。ネロがかわいそうすぎる…。生きているうちに報われて欲しかった。2021/07/25

両儀式

1
たまには童心に返って……余談だけど、地元地域では無名で評価も芳しくないらしい。2013/03/31

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