講談社青い鳥文庫 若おかみは小学生！〈ＰＡＲＴ１３〉―花の湯温泉ストーリー

令丈 ヒロ子【作】/亜沙美【絵】

講談社（2009/04発売）

• サイズ B40判／ページ数 236p／高さ 18cm
• 商品コード 9784062850919
• NDC分類 K913
• Cコード C8293

出版社内容情報

魔骨鶏の卵、食べるとどうなっちゃうの!? 春の屋のお客さまからもらった卵を友だちにあげたおっこだが、それが魔界の「魔骨鶏」の卵だったから、さあ大変! 食べた人の様子もおかしくて……。




令丈 ヒロ子［レイジョウ ヒロコ］
著・文・その他

亜沙美［アサミ］
著・文・その他

内容説明

大みそかの春の屋旅館。お客様からもらった卵を、友だちに配りにいったおっこだが、その卵を食べた人たちの様子がおかしい。むちゃをいう鳥居くん、無口なよりこ、地味好みのあかね、仕事をほうりだす真月…おっこの周りは大混乱。まちがえて配ったのは、魔界の鶏、「魔骨鶏」の卵。食べるとその人の「黒性格」が出るというが、みんな、このままで無事に年が越せるのか？

著者等紹介

令丈ヒロ子［レイジョウヒロコ］
１９６４年、大阪市に生まれる。嵯峨美術短期大学（現・京都嵯峨芸術大学）卒業。講談社児童文学新人賞に応募した作品で、独特のユーモア感覚を注目され、作家デビュー

亜沙美［アサミ］
１９７７年、大阪府寝屋川市に生まれる。京都芸術短期大学（現・京都造形芸術大学）ビジュアルデザインコース卒業。’０１年、講談社フェーマススクールズコミックイラスト・グランプリ佳作入選。その後、講談社カルチャーセンターＨＰなどのイラストを手がける（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[カタコッタ]

いやはやとんだ大晦日。可愛く素直な所を見せてしまったおっこ。鈴がひび割れ鈴鬼くんの運命は如何に？

2023/06/05

[こなん]

若おかみになってから初めての年越し。毎年泊まりに来てくれる伴様が持ってきた烏骨鶏の卵を真月さんやよりこちゃんに差し入れしたら、それはなんと魔界の魔骨鶏だったのだ。その卵を食べたからみんなは大変なことになり…おっこもどーしてしまったのであろうか？

2021/10/09

[かりんとー]

面白い。「酒を飲んだら性格変わる」って話。小学生なので酒じゃなくて魔界のたまごだけど。

2025/02/13

[ぺんぎん]

魔骨鶏の卵を食べてしまって、「裏性格」が出てしまう登場人物たち。抑えていた本音が出せるのは一見良いことのようにも見えるけど、誰もが本音に従って生きていたら無秩序な世の中になってしまうから、ほどほどに自分を抑えることも必要なんだなと思った。それにしても真月の本性はあんなに怠け者なのに、それを抑えていつもエネルギッシュに振る舞えるのは凄いな。

2023/11/12

[史]

大晦日と若おかみ。

2023/05/23