内容説明
「私、宵宮月乃。ミステリー作家になるのが夢なの。体は弱いけど、推理ならだれにも負けないわ。５つの不思議な事件。どちらが先に謎が解けるか、あなたと勝負よ。」いつもは、おっとりやさしい月乃ちゃん。でも、謎を目の前にすると、名探偵モードになって…。暗号、密室、アリバイくずし。どんな謎もあざやかに解決する、史上最強の美少女名探偵、登場！小学中級から。
著者等紹介
関田涙［セキタナミダ］
１９６７年、神奈川県生まれ。ミステリー作家。２００３年『蜜の森の凍える女神』で第２８回メフィスト賞を受賞し、デビュー
間宮彩智［マミヤサイチ］
イラストレーター。現在、雑誌のイラストや書籍のカバー、挿絵などで活躍中（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひより
4
月乃ちゃんの推理力は、やっぱりすごい!私より年下なのに!尊敬するわ～!2016/12/28
ヨッシー
4
本シリーズは未読。一人称の語り口がやたらと女の子っぽいのがなんとなく気になるんですが、しかし総じてジュヴナイルミステリとして満足できる出来だと思います。特に第４話、まさかのひっかけが……。第３話のアリバイ崩しはちょっと難あり、かな？ミステリとしては、「吠えない犬の謎」など、古典的かつ王道的な謎を子供向けに仕立て直した、という感じです。まぁ、でも、同じジュヴナイルでも、例えばはやみねかおると比べると、いかにも小学生向き、という感じが強いかな。ところで最後の暗号の答えは……。2012/03/12
wakatsuk
2
日常の謎寄りの短編集。マジカルストーン関係ない分、正統派の日常の謎＆パズルとして仕上がっている。魚拓は若干判りにくかったが。しかしこの表紙の月乃さんは良い。2008/12/17
wm_09
1
本シリーズは未読。どの話も、いかにも本格ミステリらしく作ってあるのは好感。それ以上でもそれ以下でもない辺りも「らしい」。（稲）2010/09/07
ユイ
1
解かない方がいい謎もあるのはわかるが、消化不慮になるのも確か。2010/08/09
