出版社内容情報
科学研究施設『ラボ』にて、深刻な事故が発生! 爆発と火災、謎の惨殺死体……。閉じ込められた9人は無事に脱出出来るのか!?
2030年9月16日午前6時19分。鹿鳴研究学園都市の郊外にそそり立つ巨大施設、原子力生物学機構・通称『ラボ』にて、深刻な事故が発生する。記憶を失くしたレスキュー隊の隊長・笠鷺渡瀬、そしてBCという特殊な能力を持つ高校生・天川夏彦。別々に施設に閉じ込められた二人は、ついに邂逅するのだが……。事故の本当の原因、そして残酷な真実――。最悪の極限状況の中で、壮大な人間ドラマが、いま希望を求めて動き始める!
【著者紹介】
北海道在住。ゲームゲームシナリオライター、小説家。『emeth―人形遣いの島』にてデビュー。『巴里の侍』は宝塚歌劇にて舞台化もされる。本作品のゲーム版のシナリオも担当。
内容説明
2030年9月16日午前6時19分。研究学園都市・鹿鳴市郊外の原子力生物学機構第6研究所・通称『ラボ』にて、深刻な事故が発生する。爆発の続く施設内に閉じ込められた高校生・天川夏彦と、記憶を失くしたレスキュー隊隊長・笠鷺渡瀬。二人の邂逅は、この危機を打開出来るのか!?最悪の極限状況の中で、壮大な人間ドラマがいま幕を開ける。
著者等紹介
月島総記[ツキシマソウキ]
小説家、シナリオライター。『emeth 人形遣いの島』(スクウェア・エニックス)にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ycm
2
謎が結構解けました。もうなんか皆十字架背負いすぎでしょ。みんなかわいそう。でもまだ謎は残ってるし、真の黒幕みたいなのもいそうな感じですね。サリュや先生、ましろはどこ行っちゃったのだろう? 今回も超面白かったです。伏線回収が見事でリアリティとファンタジーをうまく組み合わせた理論付けってんじですね。次巻で完結!ゲーム版もやりたい!2016/08/08
霧香
1
ようやく本当に合流した二人の主人公。殺人、テロ、ユウリ、みんなが悪意に満ちて殺意を持ち始めた理由など謎が解き明かされる。2013/02/17
にゃぅ
1
当たり前だけど、ゲームでやるとすごくドキドキしておもしろいんだろうなとおもった!記憶を見て、消去したり改竄したり修復したり。人それぞれの正義。ラストがますますたのしみ2013/01/03
さめも
1
面白すぎる……!とにかく一つの事柄が色々な人の視点で描写されているシーンが多いけど、誰の視点から見ているかで180°印象が変わってくるからスゴい。Dルートの前にもう一回読んどきたいなー2012/11/07
こんこん
1
ますます古式ゆかしいというか、中澤工だなあ、という。なればこそ、まだこんなもんじゃないだろう、とルートDを待ちたくなる。2012/11/04