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異界兵装タシュンケ・ウィトコ

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  • サイズ B6判/ページ数 188p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062837880
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

世界の危機を救うのは、恋する馬型ロボット馬型巨大ロボット・タシュンケ・ウィトコが20年間眠る首府大学。そこに異界から刺客たちが次々現れる。僕は愛する範子を守るため戦い始めた……。

内容説明

馬型ロボット、タシュンケ・ウィトコは、二十年前に暴走して以来、化石化して首府大学理工学部異界科学研究室の敷地内で眠っていた。一方、ある年の春、異界研は五人の新人を迎えた。その中の一人・貴志範子に語り手の「僕」は一目惚れしてしまう。そんなとき、十年ぶりに異界から戻った天才女性研究者・長木を追ってきた人型ロボットが首府大を襲う。その襲撃から、「僕」は範子を守って戦うが…。

著者等紹介

樺薫[カンバカオル]
1980年1月11日生まれ。『ぐいぐいジョーはもういない』(講談社BOX)が女子野球小説の傑作として話題に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

 

1
あとがきで概ね解説されているのであまり書くことがない。/人が人ならざるモノに対して話しかけるとき、「もしかしたら知性があって、私の話を聞いて理解しているのかも」「でもきっと無いだろうさ」という相反する想いの狭間から都合よくモノローグを垂れ流すわけで、片や家畜、片や兵器であるときに、両者の合一として馬型ロボット以上の逸材はないわけだ、と。/研究室ライフの描写はさりげなく心に突き刺さる。/詩歌の引用による各パラグラフ間のリズムの取り方が秀逸だった。特に1章。2012/02/11

コモリ

1
全ては幻の中のような手触りの向こうに王道ロボット物のストーリーがあるような、不思議な感触のある作品でした。2011/11/03

キスイ

0
なんだか不思議な一冊でした。セカイ系みたいなのを予想してたけど、ちょっと違った。馬型ロボットの視点で話が進むというのが新鮮。とりあえず、作者さんの好きなものがいっぱい詰まってるんだろうな。2013/07/18

こんこん

0
きっとどこにでもある、ありふれた恋の話。そしてきっちりしっかり野球してるのが愛すべき作者である。2012/06/17

0
ウィトコがこんな構造になっていたとは!2012/04/30

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