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闇長姫

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  • サイズ B6判/ページ数 236p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062837699
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

真夜中の姫君は、純白の指で世界を滅ぼす。自称“史上最強の女子高生”マリカによって主人公に選ばれた新人編集者・椎名。敵は、世界を消し去る力を持つ童女・闇長姫!日蝕の夜、決戦の舞台は終夜図書館!

内容説明

新人編集者・椎名にとって、その日の仕事は最初からでたらめだった。“史上最強の女子高生”を名乗る勝ち気な美少女・マリカに遭遇したそのときから―。この世界を守るため、そして、「物語」を愛するため、彼は“主人公”に選ばれた!敵は、世界を消し去る力を持つ童女・闇長姫。決戦の舞台は終夜図書館…すべてのクライマックスは、日蝕の夜に。

著者等紹介

早見裕司[ハヤミユウジ]
青森県生まれ。沖縄県浦添市在住。日本推理作家協会員・本格ミステリ作家クラブ会員。自称・奇談小説家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たこやき

5
個人的に苦手な分野の作品に入ると思うのだが、その割には入りやすかった。現実と虚構。未来と過去。その狭間。その中を動く椎名とともに旅をしているような、そんな印象。イラストも、そんな雰囲気を上手く描いていると思う。ただ、なぜ椎名が「主人公」なのかは、予想通りだったな、とは思う。2011/09/19

休止中

2
不思議な雰囲気の作品でした。イラストも物語によく合っていてよかったです。2011/06/30

ma-no

2
早見先生の奇想が全開。フィクション世界と現実世界との対決というテーマは、藤田和日郎「月光条例」や、清水マリコのMF文庫の作品群を思わせたり。こってりとした文章が流行の昨今、こういう透明感のある文章が味わい深いです。絵も内容にとても合っている。2011/02/08

disktnk

1
ちょっと説明が苦しいところは「そういうもんだから」で済まして,そのまま最後まで突っ走る,どのジャンルに当てはまるかよくわからないラノベ.いつ盛り上がるのかと待っていたらいつの間にか読み終わっていた.2012/01/25

此渓和

1
不思議な幻想感があって良かった。でも、タイトルの闇長姫は、ちょっと違うかな、って思った。ラストの締めは、何だか大人っぽい感じだな〜。子供だったら躊躇わない。主人公の年齢というか、そんなものが滲み出ていた。2013/01/31

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