内容説明
女子高生にして魔女・篠木の活躍により、異世界での戦は唐突に終わりを告げた―はずだった!が、彼女に踏みにじられた側の“怒り”は熄むことはなかった。日本に降り立った異世界人・幾島。受けて立つ張戸、填渡、そして撒井の動きは!?日常そのものの“街”を舞台に復讐者の宴が“たった今”始まる!ゼロ年代のエンタテインメントを総括する小柳ハードボイルド。
著者等紹介
小柳粒男[コヤナギツブオ]
1987年生まれ。『くうそうノンフィク日和』にて第一回講談社BOX新人賞・流水大賞優秀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
読み人知らず
5
一冊目より良かった。グロいけど戦争シーンは上手いのかな。躊躇なく人を殺せるのはよい。2015/09/29
くろう
1
魔女・篠木の活躍により、異世界での戦争は一方的に終わりを告げた。が、彼女に踏みにじられた側の怒りはやむことはなかった。日本に降り立った異世界人の復讐者・幾嶋。街を舞台に引かれた引鉄。受けて立つハワタリと駆け付けた張戸。やはりハワタリは万能。無差別に撃ち殺される無関係な人々。軽すぎるモブの命。結構しぶとい撒井。チート過ぎる篠木。現代の戦争ってきっとこんな感じなのかな。前作と比べるとだいぶ読みやすくなった。かなり面白くなった。これは次巻も楽しみだ。2016/09/24
街暗君
1
[初]前回より好きかも。登場人物の視点がとびとびで、長い展開にも飽きないから。小戦争でした。2013/08/30
キスイ
1
シリーズものの二作目ということに読み始めてから気付きました…。ということでこれ一冊ではよくわからない。特に男性の登場人物が見分けがつかず混乱しました。2013/06/17
西織
1
面白くない、とは思わないけれど、正直あんまり盛り上がらなかったように思います。登場人物たちの怒りがあんまり伝わってこなかったのが原因かも。面白くないわけではないので、余計に残念。2009/07/16