出版社内容情報
奈須きのこ、待望の“新伝綺”最新作!
それは骨の軋む幽かな夜。花開くような、美しい命の音――。奈須きのこ待望の新作『DDD1』に早くも続刊が! オール書き下ろしの衝撃で奈須ワールドが迫る!
内容説明
二〇〇四年八月、オリガ記念病院から退院したばかりの左腕の失い男、石杖所在と漆黒の義手義足を纏う迦遼海江は、SVSと呼ばれる「死のゲーム」に巻き込まれる。“シンカー”と称されるA異常症感染者、俗称“悪魔憑き”。二年前に行方を眩ました、灼熱の殺人鬼。そして二人の天才野球選手―。彼らの失われた夏の跡を消し去るように、所在と海江の一度目の“悪魔払い”が行なわれる―加速する稀代の才能、“奈須きのこ”!“日常”と“非日常”が溶け合う“たった今”の新伝綺ワールド!衝撃の“新伝綺”最新章第二幕!物語は境界の“向こう側”へ。
著者等紹介
奈須きのこ[ナスキノコ]
1973年生まれ。シナリオライター、小説家。ゲームメーカーTYPE‐MOON所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
まつ
30
やはり奈須さんの文章は大好きだ。特にシンカーvsスラッガーの変則一打席勝負はほんとうに熱い!幼い日の約束。あの日の想いは世間に、人に、悲劇に、歪められてしまったけれど、二人だけの、誰もいない球場で果たされる。霧栖のような常人には届かない絶対的な天才の描写も好きだし、秋星の「不死」のカラクリ「最高速」の発想も最高。そして、化物達をゴミのように薙ぎ払う狂気の権化のような妹の登場!え、ここで、次の巻に続く!?果たして生きているうちに続きを読むことは出来るのだろうか…。2020/05/31
highig
22
( ^ω^)遠い、遠い昔への美しい憧憬とグロテスクな現在の対比を野球というモチーフを用いて鮮やかに描き出した青春昔日譚。ありったけの苦みの中に含まれる微かな甘みが、誰もが胸の中に持つ古い郷愁を刺激する。やっぱりね野球というのが特別だった世代には特別刺さる内容だったんじゃないかな。所々に挟まれる小ネタの数々は絶妙なオッサンホイホイですお。伝奇小説に野球という一見的外れな題材を上手い感じに止揚し、一つの物語として綺麗に完結させているのは、流石奈須きのこならではの見事な手腕。正に傑作小説最終巻の貫禄ですお(笑)2018/10/20
いおむ
20
まさか野球小説とは?!面白かったけど、これは長く感じたな。文章、表現はさすがで面白いだけどこのシリーズ特有の怖さ、派手さが抑え目でした。でもこーゆーのを書きたかったんだろうな。野球対決は燃えたけど(^-^;日守秋星と石杖カナタの話は本気最高!2020/10/20
いりあ
20
TYPE-MOONのシナリオライター奈須きのこが文芸誌"ファウスト"に連載していた小説の第2巻。ここに収められているのは書き下ろしです。多少は叙述トリック的な部分もありますが、内容が野球ネタで貫かれているので、時系列などが大きくぶれないので、1巻よりも読みやすくなってます。物語自体は、いつもどおりのやりたい放題でしたが、ラストがある意味で爽やかだったんでちょっと驚きました。ところで、続きはどうなったんですかね?火鉈との決着が気になるんですけど。色々とクレームとか来ちゃったのかなw2015/06/24
鏡征爾
18
大好き。月姫を焼いてプレイしていたころからのファンなので、小説を書く上で確実に影響をうけていると思う。1より2のほうが好み。いまだにこれを超える小説にエンターテイメント作品で出会えているかというと、ない気がする。最強で最高。3がでないのですが、ずっと待っています2020/12/19
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