出版社内容情報
推理小説の元祖が紡ぎ出すエンターテインメントの王国
「まさかこの黒猫、魔女が化けたのでは……?」酒におぼれた男がたどる、悪夢のような恐怖体験
冒険、正義、愛情、涙と笑い――世界の名作にドキドキ、ワクワク
ミステリー・推理・探偵というジャンルの小説は、読みだすと、読者をその世界にひきずりこんでしまう、ふしぎな魅力があります。このような小説をうみだしたのが、エドガー=アラン=ポーで、いまから約170年ほどまえの人です。ポーは短い小説がとくいで、恐怖や怪奇、なぞの世界を、数学の問題を解くような方法で解きあかす物語をつくりだしました。現代の、推理小説の形式のほとんどをつくったので、推理小説の父とも、元祖ともいわれています。ポーの世界がいつも新鮮でおもしろいのは、どんなミステリーでも、冷静な分析による推理で、なぞを解きあかすからです。さあ、ポーの世界で、なぞ解きの知的な頭のゲームをたのしんでください。
世界中で少年少女に愛されている文学作品は、21世紀の日本の子どもたちに、国際人として欠かせない教養をもたらします。楽しく読みながら世界各国の歴史や文化も学べる、興奮と感動の「世界文学全集」の決定版です。
<目次より>
黄金虫
黒猫
モルグ街の殺人
ぬすまれた手紙
おとし穴と振り子
エドガー.アラン・ポー[エドガー.アラン ポー]
著・文・その他
松村 達雄[マツムラ タツオ]
翻訳
繁尾 久[シゲオ ヒサシ]
解説/翻訳
内容説明
「まさかこの黒猫、魔女が化けたのでは……?」酒におぼれた男がたどる、悪夢のような恐怖体験。推理小説の元祖が紡ぎ出すエンターテインメントの王国。
著者等紹介
松村達雄[マツムラタツオ]
1911年、大阪生まれ。東京帝国大学英文学科卒。英文学者。東京大学名誉教授、玉川大学教授。英国近代小説に造詣が深く、多数の研究書、訳書がある。1991年逝去
繁尾久[シゲオヒサシ]
1925年、東京生まれ。慶應義塾大学英文科卒。英米文学者。明治学院大学名誉教授。1993年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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Kazunori Nirasawa