出版社内容情報
西欧文明の源をなす豊かで壮大な物語世界
「わしの目をごまかしたふとどきものめ。よし、いまに見ておれ。」神さまは怒り方だってけたはずれ!?
冒険、正義、愛情、涙と笑い――世界の名作にドキドキ、ワクワク
「ギリシア神話」は「聖書」とならんで、西欧文化を理解するには欠くことができないといわれています。現在あるような形にまとめられたのは、紀元1?2世紀ごろ、ローマ帝国の初期のころで、以後、人間への深い理解にもとづいた雄壮な叙事詩の世界は、西欧文化とりわけ文学と美術の分野で、大きな影響を与えつづけてきました。この本は、「ギリシア神話」のなかから、アポロンやプロメテウスの話、テセウス・ペルセウス・ヘラクレスなど英雄たちの話ほか、代表的な物語を収めた入門書です。
世界中で少年少女に愛されている文学作品は、21世紀の日本の子どもたちに、国際人として欠かせない教養をもたらします。楽しく読みながら世界各国の歴史や文化も学べる、興奮と感動の「世界文学全集」の決定版です。
<目次より>
●ギリシアの神々
オリュンポスの神々/アポロン/デメテルの話/プロメテウスの火とパンドラのつぼ
●英雄物語
アルゴー号のお話/テセウス物語/ゴルゴン退治のペルセウス/ヘラクレス/テーバイ物語
●諸国の物語
へびの恩がえし/太陽の神の戦車を駆る少年パエトン/くもになった少女/すいせんになった少年/さわったものが金になるお話 (以下略)
アポロドーロス ほか[アポロドーロス ホカ]
著・文・その他
高津 春繁[コウヅ ハルシゲ]
編集/翻訳
高津 久美子[コウヅ クミコ]
解説/編集/翻訳
内容説明
「ギリシア神話」は「聖書」とならんで、西欧文化を理解するには欠くことができないといわれています。現在あるような形にまとめられたのは、紀元1~2世紀ごろ、ローマ帝国の初期のころで、以後、人間への深い理解にもとづいた雄壮な叙事詩の世界は、西欧文化とりわけ文学と美術の分野で、大きな影響を与えつづけてきました。この本は、「ギリシア神話」のなかから、アポロンやプロメテウスの話、テセウス・ペルセウス・ヘラクレスなど英雄たちの話ほか、代表的な物語を収めた入門書です。
目次
ギリシアの神々(オリュンポスの神々;アポロン;デメテルの話;プロメテウスの火とパンドラのつぼ)
英雄物語(アルゴー号のお話;テセウス物語;ゴルゴン退治のペルセウス;ヘラクレス;テーバイ物語)
諸国の物語(へびの恩がえし―メラムプスの予言;太陽の神の戦車を駆る少年パエトン;くもになった少女;すいせんになった少年;さわったものが金になるお話;王さまの耳はろばの耳;悲しい恋人のお話―ピュラモスとティスベ;へびの薬草で生きかえった子どもの話)
著者等紹介
高津春繁[コウズハルシゲ]
1908年、神戸に生まれる。東京帝国大学文学部卒業後、同教授。ギリシア語ならびにギリシア文学、言語学を専攻。1973年逝去
高津久美子[コウズクミコ]
1913年、東京都に生まれる。日本女子大学卒業。ギリシア文学の翻訳・紹介に努める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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