講談社・文学の扉<br> レイさんといた夏

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講談社・文学の扉
レイさんといた夏

  • 安田 夏菜【著】
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  • サイズ B6判/ページ数 239p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062832397
  • NDC分類 K913

内容説明

東京の中学校で一学期だけを過ごし、兵庫県の西宮市に転校した莉緒は、“汚部屋”にこもりっきりの夏休みを過ごしていた。そんな折、莉緒の前に現れたのはヤンキー少女の幽霊。莉緒は彼女を成仏させるため、身元探しを手伝わされるはめになる。「生前、誰かと触れ合ったとき」のかすかな記憶を頼りに、レイさんが何者だったのかを突き止める、奇妙な夏休みが始まった―。期待の児童文学作家がお届けする、この夏、最っ高の出逢い!小学上級から。

著者紹介

安田夏菜[ヤスダカナ]
兵庫県西宮市生まれ。大阪教育大学卒業。『あしたも、さんかく』で第54回講談社児童文学新人賞に佳作入選。第5回上方落語台本募集で入選した創作落語が、天満天神繁昌亭にて口演される。日本児童文学者協会会員。「季節風」「こてまり」同人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

出版社内容情報

引きこもり少女の部屋に現れた幽霊になったヤンキー少女。レイさんを成仏させる身元探しの旅が、ヒッキー少女の心の扉を開け放つ!引きこもりの少女・莉緒の部屋に現れたのは、幽霊になったヤンキー少女・レイさん。ヒッキーとヤンキー、通い合い始めたふたりの心。少女たちは、むき出しの自分の心に触れた――。

東京の中学校で1学期だけを過ごし、兵庫県の西宮市に転校した莉緒は、“汚部屋”にこもりっきりの夏休みを過ごしていた。東京の学校では、莉緒が見せたほんのささいなプライドによって、親友だと思っていた子が「よその人」に過ぎないことを知ってしまった。だから、突然すぎる転校も、莉緒にしてみれば天の助けだったのだ。でも、何もする気が起きない……。

莉緒のことを前向きで明るい人間にしたくてたまらないママは、部屋を片付け、新しい学校で始まる2学期に備えるよう、やかましいくらいに言ってくる。残っている夏休みは、あと五日。うんざりだったし、また新たな「よその人」たちに囲まれることは、恐怖ですらあった。

そんな折、ママは急病で入院することになった。自身の吐いた悪口が招いた災いかと落ち込む莉緒。その前に現れたのは、茶髪にピアス、ジャージ姿で、どう見てもヤンキーという少女の幽霊だった。彼女は、自分が何者かわからないから成仏できないといい、強引に身元探しを手伝わされるはめに。

手がかりは、幽霊の記憶にかすかに残っている「生前、誰かとふれ合ったときのエピソード」。その断片を頼りに「レイさん」が何者だったのかを突き止める、奇妙な夏休みが始まったのだった――。

安田 夏菜[ヤスダ カナ]
兵庫県西宮市生まれ。大阪教育大学卒業。『あしたも、さんかく』で第54回講談社児童文学新人賞に佳作入選。
第5回上方落語台本募集で入賞した創作落語が、天満天神繁昌亭にて口演される。
著書に『あしたも、さんかく 毎日が落語日和』『ケロニャンヌ』(ともに講談社)、『あの日とおなじ空』(文研出版)などがある。
日本児童文学者協会会員。「季節風」「こてまり」同人。