講談社・文学の扉<br> 2分の1成人式

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講談社・文学の扉
2分の1成人式

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  • サイズ B6判/ページ数 202p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062832366
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

出版社内容情報

「将来のゆめ」っていわれても、なんて書いたらいいんだろう? 2分の1成人式になやむ女の子の物語を、かわいいイラストとともに。 「2分の1成人式」は、成人の半分の年齢である10歳を迎えたことを記念するもので、近年では学校行事としてすっかり定着しています。
 この本は、「2分の1成人式」を題材にした初めての子ども向け小説です。
 小学4年生の女の子・ユメが、2分の1成人式をきっかけに、友達といっしょに悩みながらも、自分の将来のことなどを初めて考えるようすを軽やかに描きます。小学中?高学年向けの読者にとって身近な題材で、楽しく読めるお話です。
 スタジオジブリでアニメーターとして活動していた、スタジオコロリド・新井陽次郎氏のキャラクターデザインも魅力的。

(あらすじ)
 小学4年生の桐谷ユメは、勉強も、習い事のスイミングも、そんなにとくいじゃない。大好きなものは、アニメの「魔法少女マリン」だけど、はずかしくて友達には言いづらい。低学年のころは、なんでも楽しかったのに、なんだかつかれる毎日だ。しかも、誕生日では、同じクラスののぞみくんとケーキを取りちがえてしまい、「マリン」のケーキを見られるという、はずかしい事件も……。
 そんなとき、学校で「2分の1成人式 文集ノート」がくばられた。「未来の予定表」「将来のゆめ」「二十才の自分へ」なんて、なにを書いたらいいんだろう? 二十才の自分なんて、想像できないよ……。
 こまっていたユメは、公園でのぞみくんにばったり会う。のぞみくんは、お母さんがいないので、「十年間の自分史」がうめられなくてこまっていたのだった。ユメは、のぞみくんの過去を思い出す手つだいをしながら、自分のこともよく見えるようになってきて??。

1 十才になる日
2 ムラサキトド
3 マリンとキリン
4 誕生日ケーキ事件!
5 あと十年?
6 進級テスト
7 望遠鏡の向こうの過去
8 重なるところ
9 灯台の向こうの未来
10 人魚姫のねがい
11 2分の1成人式
ユメとのぞみの文集ノート


井上 林子[イノウエ リンコ]
著・文・その他

新井 陽次郎[アライ ヨウジロウ]
著・文・その他

内容説明

あたしは、小学4年生のユメ。勉強も、習い事のスイミングも、あんまりとくいじゃない。大好きなものは、アニメの「魔法少女マリン」だけど、はずかしくて友だちには言いづらい。低学年のころはなんでも楽しかったのに、なんだかつかれる毎日だなあ…。そんなとき、学校で「2分の1成人式 文集ノート」がくばられた。「将来のゆめ」「二十才の自分へ」なんて、いったい、なにを書いたらいいんだろう?

著者等紹介

井上林子[イノウエリンコ]
1977年、兵庫県生まれ。梅花女子大学児童文学科卒業後、会社勤務をへて、日本児童教育専門学校の夜間コースで学ぶ。児童文学作品に、第40回児童文芸新人賞受賞作の『宇宙のはてから宝物』(こみねゆら絵、文研出版)がある

新井陽次郎[アライヨウジロウ]
1989年、埼玉県生まれ。アニメーター・監督。スタジオジブリをへて、スタジオコロリドに移籍。キャラクターデザイン・作画監督を担当し、2015年には「台風のノルダ」で初監督を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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29
ユメは、幼稚向けアニメ魔法少女マリンが大好き。ハロウィンの日にこの世に生まれた。名前は夢が叶うようにと願いが込められていた。同じクラスで幼い頃から一緒にいるのぞみくん。麒麟が好きで、ユメと同じ誕生日。誕生日の日、有名な、バムズママンで、ケーキを買った。だが、それは、のぞみのものだった。マリンが大好きとのぞみに知られたユメは、のぞみとの秘密にした。 担任のむらさきトドは、2分の1成人式文集ノートをみんなに配った。ユメは、ずっと悩んだ。人助けをしたいと。 ユメの大きな決断に感動した。 人は生き方が違うんだと。2021/10/25

しーまま

13
ブックトーク「仕事」で紹介する本。担任の先生や友達のキャラがちょっと…だったけど、楽しく読めました。2016/10/08

鳩羽

11
2分の1成人式の文集ノートを作る宿題が出されるが、今のことすら思うようにできないユメは十年後のことなどとても想像できない。幼馴染ののぞみ君は母親を亡くしており、逆に過去のことが埋められない。二人は協力し合って空欄を埋めることにする。いろいろ言われている2分の1成人式だが、授業参観での作文発表くらいなら負担が少ないのかなとも思った。ユメは恵まれた環境ゆえの幼い素直な性格の子なので、こういうイベントの重荷は教育効果としても大きかったと言えるだろう。でもどちらかといえば、急かさない優しさの物語。2015/11/18

頼ちゃん

9
なかなか良かった。2分の1成人式はうちの子の時はなく、世間でもいろいろ言われているようだけど、この本の中の企画は良いと思う。最後に文集がのっているのが良かった。2017/07/01

みなみ

8
小三~小四でぜひ読んで欲しい、自分の未来と過去を見つめるきっかけの爽やかな物語。大人が読んでも面白いです。 十歳記念に学校で文集(自分史、好きな物、夢、二十歳の自分への手紙)を各自書いて授業参観で発表する事に。困るユメとのぞみ。巻末の二人の文集が味わいがある。アニメ好きが幼稚で恥ずかしいと言ってたユメは…母と先生がいい味出してる。「ゆめちゃん、『だめ』って言ってたら、本当にだめになるよ」「元気がないときでも…笑ったら、人間は心も体も元気になるんだよ」絵が可愛い。植物の描写も好き。2019/11/01

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