講談社・文学の扉<br> ネコをひろったリーナとひろわなかったわたし

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講談社・文学の扉
ネコをひろったリーナとひろわなかったわたし

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  • サイズ B6判/ページ数 205p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062832250
  • NDC分類 K913

内容説明

里菜子の頭に、あの日のシーンが、またしてもよみがえった。ノアをひろわなかった日のこと。いや、一度ひろってもどしにいった、霧雨の夕方。心のシャベルが掘りあてたのは、わたしの本当の望みを伝える声。黒ネコにみちびかれたバラの家で、里菜子が見つけたものとは。

著者紹介

ときありえ[トキアリエ]
1951年東京生まれ。ドイツ文学に傾倒して独文科に進むが、結婚を機に渡仏、パリ第3大学に学ぶ。帰国後、児童文学の創作を始める。1989年『のぞみとぞぞみちゃん』で日本児童文学者協会新人賞。「音楽劇」の脚本も手がけ、2013年には文化庁の派遣研修員としてフランスに滞在し、カン市の劇場で研修を行う。英・仏の絵本の翻訳も数多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

出版社内容情報

心のシャベルが掘り当てたのは、わたしの本当の望みを伝える声。小6の里菜子は、バラの家でリーナと出会い、自分を見つける。

里菜子は小学校6年生。好きなピアノを続けるために音楽学校を受験するのか、それとも近所の公立中学へ進学するのか、まだ答えは出ない。
そんなとき、ピアノ教室の近くにある“バラの家”で、リーナという幼い女の子に出会う。リーナは、里菜子がかつてひろわなかった黒い捨て猫を飼っていた。
口論が増えた両親。自分の進路。不安におしつぶされそうになった里菜子は、ある夜、家をそっと抜け出して、バラの家を目指す。
不思議な体験を通して、里菜子は心の深いところにある“声”に耳をすます。そして選んだのは、自分でも思いもよらない答えだった――。

【著者紹介】
1951年東京都に生まれる。編集者の父より多くの児童書をあたえられて育つ。ドイツ文学に傾倒し、上智大学独文科に入学。結婚して渡仏、パリ第3大学に学ぶ。帰国後、子どもの本を書きはじめ、1989年、『のぞみとぞぞみちゃん』で日本児童文学者協会新人賞を受賞。以来、創作とともに英・仏の児童書の翻訳も多い。著書に『ココの森と夢のおはなし』『リンデ』など。