講談社の翻訳絵本
ふゆのゆうがた

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  • サイズ A4判/ページ数 1冊(ペ/高さ 30cm
  • 商品コード 9784062830409
  • NDC分類 E
  • Cコード C8771

内容説明

お母さんをまつあいだ、まどに絵をかいたらね…。心が温かくなる詩の絵本

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

chiaki

47
寒い冬、曇った窓ガラスに指で三日月を描いて、お母さんの帰りを窓越しに待つ女の子。家に向かって来るお母さんを見つけた時の女の子の喜ぶ姿にきゅんッとなりました♡温もりを確かめ合うようにぎゅぅっと抱きしめ合う親子の姿は、どんな名画も敵わないですね!!とても好みの1冊でした♡ご紹介下さった読み友さんに感謝です!また読みたいです♡2021/05/11

アキ

36
これはかわいい絵本。企画も構成も色もいい。くもった窓に指でお月さんをつくりのぞいてる。ママがだんだん大きくなってきます。ドアを開けてママに抱っこしてもらったら窓は額縁に変わります。はじめどんより暗い街の様子が、ママが抱っこしてから色が変わり、最後には街の色も鮮やかな暖色に変わりました。ホルヘ・ルハンは、アルゼンチンン・コルドバ生まれ。現在メキシコシティーで暮らす作家。2005年にイラン人の父親とベルギー人の母親を持つマンダナ・サダトとともに本書でメキシコ出版産業会議所の編集芸術賞を受賞。谷川俊太郎訳。2019/01/22

厩戸皇子そっくりおじさん・寺

33
谷川俊太郎訳の絵本。これも良かったなぁ。【以下ネタバレ】冬のある日、一人で留守番をする少女。室内で曇りガラスに絵を描いて遊ぶ。三日月の形を描いていたら、その向こうから帰宅する母親の姿。母の帰宅が嬉しくて、三日月の絵を広げてる少女。母が室内で自分を抱きしめてくれるまで夢中で曇りガラスに絵を描く少女。窓の曇りが無くなり、娘を抱きしめる母の姿。窓が額縁になり一枚の絵の様に…うーん、いい。寒いと震え、雪が降ると通勤に迷惑なので立腹する私も、秋冬が春夏よりも雅で好きなのは否定できない。インドアのロマン。2014/11/06

♪みどりpiyopiyo♪

28
ふゆのゆうがた、暖かな部屋、曇った窓ガラス、おかあさん♡ ■小さい子のおしゃべりの様な 詩の様なお話は ホルヘ・ルハンさん。アルゼンチン生まれ、大学の建築学科を経てメキシコ在住の、作家で詩人でミュージシャン。色ガラスで夕闇を覗いたような美しい絵はマンダナ・サダトさん。イランとベルギーをルーツに持つブリュッセル生まれの絵本作家で、パリ在住。■読めば読むほど 心の中に嬉しい気持ちが ღ˘◡˘ღ♡.。oO (日本版 2009年)2018/01/07

anne@灯れ松明の火

23
読みきかせ講座へ持っていく、「12.1月のおはなし会で読む本」を探して。表紙がかわいくて、手に取った。暖房すると窓が曇る。その窓ガラスに絵を描いたこと、誰でもあるんじゃないかな。透き通ったガラスの向こうには何が見えたかな?2014/11/21

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