講談社の翻訳絵本
コウノトリはどこへいく

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  • サイズ A4判/ページ数 1冊(ペ/高さ 30cm
  • 商品コード 9784062830270
  • NDC分類 E
  • Cコード C8771

内容説明

ぼくは、コウノトリ。ふるさとの村のえんとつの上で、しあわせにくらしていた。ところが、とつぜん。「せんそうだ!せんそうだ!」という声が聞こえてきた。意味もわからないまますみかをうしなって、ぼくは、旅にでるしかなかった。安心してくらせる、えんとつをもとめて―。2004年大分イラストレーションビエンナーレグランプリ作品。

著者等紹介

フセイノヴィッチ,アンドレア・ペトルリック[フセイノヴィッチ,アンドレアペトルリック][Huseinovi´c,Andrea Petrlik]
1966年、ザグレブ生まれ。絵本作家。ファインアートアカデミーを卒業後、編集者、イラストレーターとして活躍。出版社KASMIR PROMETを設立し、絵本出版に乗りだす。自分で絵と文を描いたはじめの絵本『いつか空のうえで』(小学館)で、BIB世界絵本原画展金牌、グリゴールヴィテズ賞を受賞。第2作目である『コウノトリはどこへいく』で、2004年大分イラストレーションビエンナーレでグランプリを受賞

岡田好惠[オカダヨシエ]
静岡県熱海市生まれ。青山学院大学仏文科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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♪みどりpiyopiyo♪

29
ぼくは、コウノトリ。ふるさとの村のえんとつの上で、しあわせにくらしていた。ところが、とつぜん… ■クロアチアの絵本を読みました。美しいひまわり畑の広がる村で生まれ育ったコウノトリ。突然故郷を失ったコウノトリはどこへいくのか。■長い旅の物語です。鳥たちが平和に暮らせる世界は人間にとってもよい世界。自然の生き物たちを脅かさず、世界中が平和でありますことを ✩⡱ いつか コウノトリの村チゴチェを訪れてみたいです ( ' ᵕ ' ) (2004年)(→続2019/08/15

がる 

5
戦争で巣を失ったコウノトリが新しい巣をつくれる場所を探して旅をします。 クロアチアのチゴチュというコウノトリの村がモデルのようです。 戦争で故郷を失う悲しみ。 今の原発の問題と重なります。苦しんでいるのは人間だけじゃないよね。2011/04/07

遠い日

3
091118【読書ノート/ひとことメモ】戦争でなくすのは、こんなところまで及ぶ。2009/11/18

えりこ

1
幸せに暮らしていたコウノトリ。戦争によって住む場所を追われてしまうように・・・。飛んで飛んでいきついたのは自分がもともと住んでいた土地だった。2021/07/31

ぱんだ

1
コウノトリってクロアチアなんですね。 戦争が始まって逃げるように色々旅をするけど、どれも住みにくくて戦争が終わった頃に戻ってくる。 現代人の様子も描かれてて(子供なのに外で遊ばずパソコンを見てるのはなぜ?みたいな。)色々考えさせられる絵本でした。2019/04/03

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