四谷怪談

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四谷怪談

  • 高橋 克彦【著】
  • 価格 ¥2,530(本体¥2,300)
  • 講談社(2010/03発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 338p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062827720
  • NDC分類 K918
  • Cコード C8393

出版社内容情報

読みやすい総ルビ、カラーさし絵、本文中の豊富な用語解説で、古典文学にはじめて出会う子供の理解を助ける、文学全集の決定版日本の幻想文学の最高傑作
わたしの顔、どうなった? もう成仏してくれ?。
辞書なしで、古典の名作がラクラク読める!

いつの世でも幽霊はこわい。その幽霊話で江戸庶民をふるえあがらせ、同時に熱狂的にむかえられたのが、四世鶴屋南北の『東海道四谷怪談』であった。南北は、するどい時代感覚で世間のうわさ話や事件をたくみにとり入れながら、当時の人間心理を生々しく描きだしてみせた。悪のヒーロー民谷伊右衛門、お岩の顔の変貌、亡霊となっての復讐、意表をつくさまざまな趣向など、『四谷怪談』は興味のつきない作品である。それは、まさに、日本の怪談話の最高傑作とよぶにふさわしい。

名作古典文学を21世紀の少年少女たちに!読みやすいふりがな、カラーさし絵、本文中の豊富な用語解説で、日本の古典文学にはじめて出会う少年少女の理解を助ける古典文学全集の決定版です。

<目次より>
闇夜の殺人
お岩の胸騒ぎ
苦悶の日々
伊右衛門の迷い
わたしの顔をかえして
死霊のたたり
お岩のみちびき
伊右衛門の悪夢
ふたりの涙

監修
司馬遼太郎/田辺聖子/井上ひさし
編集委員
興津要/小林保治/津本信博

高橋 克彦[タカハシ カツヒコ]
著・文・その他

内容説明

悪のヒーロー民谷伊右衛門、お岩の顔の変貌、亡霊となっての復讐、意表をつくさまざまな趣向など、『四谷怪談』は興味のつきない作品である。それは、まさに、日本の怪談話の最高傑作とよぶにふさわしい。

著者等紹介

高橋克彦[タカハシカツヒコ]
1947年、岩手県に生まれる。早稲田大学商学部卒。美術館勤務を経て、1983年『写楽殺人事件』で江戸川乱歩賞を受賞。1986年『総門谷』で吉川英治文学新人賞、1987年『北斎殺人事件』で日本推理作家協会賞、1992年『緋い記憶』で直木賞を、2000年『火怨』で吉川英治文学賞を、2002年NHK放送文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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みつ

21
お岩さんの話、という予備知識しかなかった、もともとは歌舞伎台本の幽霊ばなし。『少年少女古典文学館』の一冊ということですらすら読み進めることができる。高師直と塩谷判官が背景にいて『仮名手本忠臣蔵』の並行世界であることも知らなかった。なんと言っても伊右衛門の悪役ぶりが際立つが、怪談の引き金となる事件が意外なところから齎され、彼らも復讐の対象となる。かなりご都合主義的な展開も目立つが、多くの人物の欲と変愛が絡み、ひとり語りの怪談にはない演劇的な興趣が強い。この映像的な怖さを文字だけで表現する至難に挑戦している。2024/08/26

うーちゃん

18
現代語訳なので非常に読みやすい。児童書だし。怪談としての恐ろしさもさることながら、業に翻弄される人間たちの怖さ・空しさが、情感溢れる会話によって 浮かび上がってくるのが興味深かった。暗い、ドロドロした物語であると思われがちだが、お岩さんが幽霊となってからは 怒涛の無双モードに突入する上に、悪人どもはもれなく成敗されるので、思いのほか清々しいカタルシスを得られる。例の毒薬を、病身のお岩への妙薬だといって飲ませる場面、岩は涙をこぼして「お優しい伊右衛門どの・・」と感謝する。・・可哀想すぎて泣けるシーンだ。2014/02/23

たつや

4
このシリーズ図書館でついつい手を出してしまう。四谷怪談はなんとなくしか内容を知らないので、初読みです。伊右衛門が本当に酷すぎて、そりゃお岩も祟るな〜と、納得する。機会があればお岩さんのお墓参りをしたいと思える程、同情する。そして、某飲料メーカーはこんなクズの名前を商品にしたなと思う。もう買わない。2022/06/28

訪問者

3
なるほどこんな話だったのか四谷怪談。まさに怪談話の最高傑作。2022/07/29

てらさか

2
傍注がたくさんついているので物事が分かりやすい。それにしても話はバイオレンス。2010/07/09

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