平家物語〈上〉

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平家物語〈上〉

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  • サイズ B6判/ページ数 306p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062827614
  • NDC分類 K918
  • Cコード C8393

出版社内容情報

名作古典文学を21世紀の子ども達に!

読みやすい総ルビ、カラーさし絵、本文中の豊富な用語解説で、日本の古典文学にはじめて出会う子供の理解を助ける、児童むけ古典文学全集の決定版。

吉村 昭[ヨシムラ アキラ]
著・文・その他

内容説明

平安時代末期(一一〇〇年代後半)、日本は歴史の大きな曲がり角に立っていた。これまでの貴族にかわって、武家の平家一門が政治の表舞台におどり出た。平家は日本全土の半分を支配下におき、平清盛の専横は目にあまるところとなった。『平家物語』は、こうした平家の隆盛と、その後の破滅への道のりを、時にフィクションをまじえながらも、あますところなく語ってくれる。平家琵琶の音にのせて、琵琶法師たちが語り継いだ一大叙事詩は、聞く人の心をゆさぶり涙をさそった。

目次

平家全盛
鹿の谷
鬼界ケ島
残された俊寛
成経都へ帰る
有王と俊寛
重盛死す
清盛怒る
三歳の天皇
高倉の宮の謀反
宇治川の橋合戦
とつぜんの遷都
文覚
富士川の戦い
清盛の悪行
木曾義仲
清盛死す
義仲を討て
倶梨迦羅の戦い
比叡山の僧徒
天皇、西国へ
落ちていく平家

著者等紹介

吉村昭[ヨシムラアキラ]
1927年、東京都に生まれる。1966年、『星への旅』で太宰治賞受賞。同年、長編『戦艦武蔵』を発表。1973年、菊池寛賞、1979年、吉川英治文学賞、1985年、毎日芸術賞をそれぞれ受賞。『破獄』で読売文学賞、芸術選奨文部大臣賞受賞。1987年、日本芸術院賞。2006年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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がらくたどん

56
平頼盛の推理抄を読むためのお浚い。児童書だが、このシリーズはそれぞれ逐語訳では全容が掴みにくい物語も本流をきっちり抑えて解説も丁寧とホントに良くできていると思うので、知識が心もとない古典派生小説(恥ずかしながらたくさんある)を読む時は高頻度でお世話になっている。上巻はご存知「祇園精舎」の口上から平家西国落ちまで。頼盛の扱いが「トホホ」一択なのは承知置きなので、源平反目の背景をお浚い。もともと双方とも貴族の警護集団。仕える貴族(特に皇族)の権力抗争が駆け引きよりてっとり早い武力になり代理戦争へと向かう。2022/11/09

kagetrasama-aoi(葵・橘)

49
高校生の頃、著名な場面は学んだし、大学生の頃吉川英治氏の「新平家物語」を読んだので、大体の知識はあるんですが、それでもやはりかなり手こずりました(苦笑)。吉村昭氏の現代語の訳文は、とてもわかり易くて読み易いですが、少年少女には難易度が高いかなと思います。付属されている系図だけでは足りず、私、摂関家の系図作ってしまいました(*^^*)。小学生の孫には、有名なエピソードを知る手掛かりのために勧めようかと思います。上巻では、やはり俊寛と倶梨伽羅でしょうか?続けて下巻読みます。2022/05/10

たぬ

24
☆4 最初の一文もしくは二文しか記憶にない平家物語を現代文にて。まあ平家物語が読みたかったというより訳者の吉村昭が最推し作家だからなのだけど。しかしこんなに血の通ったストーリーだったとは。平家も天皇方も源氏もその他の人々も実に生き生きとしたドラマを繰り広げてる。平清盛が実子含め「大悪事」「クズ」「カス」散々な言われよう。実際すべての元凶は清盛なのでは? 下巻へ続く。2024/01/02

春ドーナツ

12
(今回読んだのは現代語訳だけれど)教科書片手に教師の話を馬耳東風していた頃は気づかなかったが、登場する老若男女が何か事があると必ず「涙を流す」のだ。数年前かな、「みんなで涙を流して気持ちよくなろう」というセミナーが開催されて賑わっているという報道を耳にして違和感を覚えたことがある。平安時代の人たちは現代人よりも感情表現が豊かで、他人に吐露することを恥とは考えなかったのだなあと悠久の空を仰ぎ見る。祇園精舎の鐘の音、諸行無常の響きあり(ん。ちゃんとオチになってるかな?)。2017/08/15

訪問者

6
やはり戦記物というものは独特の面白さがあり、ページがスラスラと進む。2022/08/26

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