とりかえばや物語

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  • サイズ B6判/ページ数 290p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062827584
  • NDC分類 K918
  • Cコード C8393

出版社内容情報

読みやすい総ルビ、カラーさし絵、本文中の豊富な用語解説で、古典文学にはじめて出会う子供の理解を助ける、文学全集の決定版平安時代末期に成立した『とりかえばや物語』は、内気で女性的な若君と、男性的で快活な姫君とが、それぞれ女装して、男装して生きていくことで展開する王朝の物語である。「男女をとりかえたい」との父親の願いが、そのまま物語のタイトルになっている。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。

田辺 聖子[タナベ セイコ]
著・文・その他

内容説明

平安時代末期に成立した『とりかえばや物語』は、内気で女性的な若君と、男性的で快活な姫君とが、それぞれ女装して、男装して生きていくことで展開する王朝の物語である。「男女をとりかえたい」との父親の願いが、そのまま物語のタイトルになっている。源平の動乱の直前で、貴族社会は爛熟のあとの退廃に向かい、人々の心に不安が漂い始めた時代を反映してか、この物語には、ゆがめられた形の複雑な愛情表現や心理描写がなされており、それゆえにこそ、現代にも通じる文学としての地位を保っている。

著者等紹介

田辺聖子[タナベセイコ]
1928年、大阪市に生まれる。樟蔭女子専門学校国文科卒業。放送作家として活躍したのち、小説に専念。1956年『虹』で大阪市民文芸賞、1963年『感傷旅行』で芥川賞、1987年には『花衣ぬぐやまつわる…』で女流文学賞を受賞。旺盛な作家活動のなかで、造詣の深い古典分野での作品も多い。1993年『ひねくれ一茶』で吉川英治文学賞を受賞。2008年文化勲章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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kagetrasama-aoi(葵・橘)

25
田辺聖子氏による「とりかえばや物語」の現代語訳です。原文はかなり露骨な表現が多いのですが、小学校高学年及び中学生が古典の入門書として読むのに、絶妙に意訳されています。男君(秋月)より女君(春風)の心情がクローズアップされているのはやはり女流作家ならでは!この本を皮切りに色々な「とりかえばや」を探してみるのも楽しいと思います。2020/08/09

花林糖

18
(図書館本)小説・漫画の「ざ・ちぇんじ!」は大好きだったけどドロドロさにビックリ。児童書でこれはOKなのか?と読みながら読了。面白さは◎。一番のビックリは秋月の変わりよう...。このシリーずは用語説明や著者あとがきが◎なのが魅力ですね。(購入)2017/03/26

ももぞう

10
とりかえばや物語めちゃくちゃ面白かったです!!!面白すぎて夜中に一気読みしてしまった。児童書にしてはエッチ過ぎませんかね!(^q^)あの時代にこんな話を思いつく人がいたんだな〜、しかし作者不明とのことで?未来人がタイムリープして書いたかもしれませんね(´∀`*)笑2016/08/30

ワカメちゃん。

9
山内直実・氷室冴子さんコンビのコミック『ざ・ちぇんじ』が大好きな私。古本屋さんで、『とりかえばや物語』を見つけ、飛び付いてしまったわ!わぁ~原典ってこういう話だったんだぁ~。ざ・ちぇんじより複雑で深い。週末もあいまって、夜更かしして一気読み!心が躍りながら、物語の主人公に共感。あとがきでも書いてあったけど、作者不明とはいえ、きっと女流作家さんなんやろね、部屋のなかにこもる女はつまんないと思い、羽ばたいたのよ。そして、キャリアを積んで、浅はかな男をすっぱりと斬る!痛快ね~。1000年前からこんな痛快な展開天2014/11/30

ふみ

7
楽し〜い!ずっとずっと昔にこんな話を書いた人って、すごいですよね。いつの時代にも、暗黙の了解や一般的な観念を疑う人がいるのかな?とも思い、ワクワクします。このお話での主人公は、春と秋かもしれませんが、ストーリーがここまで生き生きしているのは夏雲さんのおかげでしょう!男なんて浮気ものよ・・・と作者の主張が見えるような(笑) 原本は作者不詳らしいですが、絶対女性でしょう?と思うのです。2017/08/18

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