内容説明
ことしうまれたこひつじふわりは、ふわふわでまっしろな毛がじまん。あるひ、ぼくじょうの毛がりにおどろいて、もりへにげだしました。ふわりがもりのなかでであったのは…。子ひつじふわりが森の仕立て屋をたずねると、たいへん!お店の毛糸がなくなってしまいました。動物たちのやさしさに、心がふんわりあたたまる。「第3回創作絵本グランプリ」受賞作が、ハートウォーミングな絵本になって登場。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
anne@灯れ松明の火
22
隣市で。講談社フェーマススクールズ創作絵本グランプリ受賞作に惹かれて。毛を刈られるのが嫌で逃げ出した子ひつじ・ふわり。逃げ込んだ森で出会ったのは仕立て屋さん。毛糸がなくなり、困っている様子に、ふわりは……? 初めは嫌そうだったふわりの心の変化が自然で良かった。みんなで分かち合って、温め合う。いいテーマだと思う。2016/03/13
こどもふみちゃん
1
著者は、2009年KFS創作絵本グランプリ受賞者らしい。そのデビュー作。 ふわりが最後に寒そうで可愛そう。エンドが気に入らない。2010/05/11
ゆー
0
毛をあげたくないって逃げ出したのに、最後には毛が全部なくなっちゃうんだもん…ガーン。でも最後の絵では、またもこもこに戻っていて、「また戻って良かったね」と長女。「羊の毛は髪の毛みたいに伸びるから、本当は時々刈ってあげなきゃいけないんだよー」と教えたら、「でもふわりはいやだったんだよね」と言っていました。6歳0ヶ月/4歳1ヶ月。2020/02/08