母六夜・おじさんの話

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母六夜・おじさんの話

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  • サイズ B6判/ページ数 296p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062826679
  • NDC分類 K918
  • Cコード C8393

出版社内容情報

日本文学の名作を21世紀の子ども達に! 読みやすい総ルビ、カラーさし絵、本文中の豊富な用語解説で、文学にはじめて出会う子供の理解を助ける、児童むけ日本文学全集の決定版。

大岡 昇平[オオオカ ショウヘイ]
著・文・その他

梅崎 春生[ウメザキ ハルオ]
著・文・その他

伊藤 整[イトウ セイ]
著・文・その他

中野 重治[ナカノ シゲハル]
著・文・その他

佐多 稲子[サタ イネコ]
著・文・その他

田代 三善[タシロ サンゼン]
著・文・その他

内容説明

母への思慕を夢や幻想を交えて語った、大岡昇平の「母六夜」。おじさんとの交流を通して、新しい世界へ踏み出そうとする少年を描いた中野重治の「おじさんの話」。表題作のほか、梅崎春生、伊藤整、佐多稲子など、戦前戦後を通じて大きな足跡を残した五人の作家の十編を収録。

著者等紹介

大岡昇平[オオオカショウヘイ]
1909年3月6日、東京市牛込区(現新宿区)新小川町に生まれる。1919年雑誌『赤い鳥』に童謡を投稿、入選掲載される。1929年京都帝国大学文学部文学科に入学。仏文を専攻。中原中也、河上徹太郎らと同人誌『白痴群』を創刊。1948年『俘虜記』を創元社より刊行。翌年、同書により横光利一賞を受賞。1952年『野火』を創元社より刊行、読売文学賞を受賞。1961年『花影』を中央公論社より刊行、毎日出版文化賞、新潮社文学賞を受賞。1972年『レイテ戦記』により毎日芸術賞を受賞。1974年『中原中也』を角川書店より刊行、野間文芸賞を受賞。1976年『大岡昇平全集』(全十五巻、中央公論社刊)により朝日文化賞を受賞。1978年『事件』により日本推理作家協会賞を受賞。1988年12月25日、脳こうそくにより死去

梅崎春生[ウメザキハルオ]
1915年2月15日、福岡市簀子町に生まれる。1936年東京帝国大学文学部国文科に入学。1939年「風宴」を雑誌『早稲田文学』に発表。1955年「ボロ家の春秋」により直木賞を、「砂時計」により新潮社文学賞を受賞。1963年『狂い凧』を講談社より刊行。翌年、芸術選奨文部大臣賞を受賞。1965年7月19日、肝硬変悪化により死去。『幻化』が新潮社より刊行され、毎日出版文化賞が遺贈される

伊藤整[イトウセイ]
1905年1月16日、北海道松前郡に生まれる。1946年「風」を雑誌『評論』に発表。1950年『チャタレイ夫人の恋人』を小山書店より翻訳刊行。猥褻文書の疑いで押収、起訴される(52年に無罪判決)。1963年「日本文壇史」により菊池寛賞を受賞。1966年多年の業績により日本芸術院賞を受賞。1969年11月15日、癌性腹膜炎により死去。1970年『変容』により日本文学大賞を受賞

中野重治[ナカノシゲハル]
1902年1月25日、福井県坂井郡高椋村(現丸岡町)に生まれる。1924年東京帝国大学文学部独逸文学科入学。1926年室生犀星のもとに集まった堀辰雄らと『驢馬』を創刊。1928年全日本無産者芸術連盟を結成。常任中央委員となる。1935年『中野重治詩集』をナウカ社より刊行。1945年新日本文学会を創立、中央委員に選ばれる。1954年『むらぎも』を講談社より刊行。翌年、毎日出版文化賞を受賞。1959年『梨の花』を新潮社より刊行。翌年、読売文学賞受賞。1969年『甲乙丙丁』(上・下巻)を講談社より刊行。野間文芸賞を受賞。1978年「小説、詩、評論など多年にわたる文学上の業績」により朝日賞を受賞。1979年8月24日、胆嚢癌により死去

佐多稲子[サタイネコ]
1904年6月1日、長崎市八百屋町に生まれる。本名はイネ。1924年働いていたカフェ「紅緑」で、『驢馬』同人の中野重治、窪川鶴次郎、堀辰雄らと知り合う。のちに窪川と結婚(45年に離婚)。1929年日本プロレタリア作家同盟に所属。1930年『キャラメル工場から』を戦旗社より刊行。1946年婦人民主クラブ結成、以後、婦人の権利拡大に尽力。1963年『女の宿』で女流文学賞を受賞。1972年『樹影』を講談社より刊行、野間文芸賞を受賞。1985年『月の宴』を講談社より刊行。翌年、読売文学賞受賞。1998年10月12日、敗血症のため死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たつや

7
既読だが、ふと再読したくなる。日本文学は改めて、美しく、素晴らしいと再確認出来た。2025/05/27

たつや

5
大正、昭和初期の作品は品がある。言葉が美しい。街や文化の描写が、読んでいてワクワクします。考えれば、日本語も随分かわりましたね。この時代の文章は風光明媚です。背筋が伸び、気付けば日本茶を飲みつつ、お煎餅を食べていました。当時の読者も食べていたかな?と想いを馳せる。2024/06/20

訪問者

3
この巻もすべての話が初読。大岡昇平「焚火」を除いて、すべて戦前の話。失われた風景がそこにはあるのだが、一方で昔の日本は本当に貧しかったのだと思い知らされる。この豊かな日本がいつまでも続いて行けば良いのだが。2022/03/22

たつや

3
5人の短篇を集めたアンソロジー。児童書ですが、古い時代の小説は味がある。初読みの作家ばかりなので、開拓出来た気分。梅崎春生が好みでした。2021/11/27

がんぞ

0
大岡昇平の書く母の話は理智的すぎて気持ち悪い。まるで事実婚時代のフランスだ。2012/05/12

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