出版社内容情報
葛藤型、回帰型、遊離型??３つ認知症タイプごとの関わり方により、その人の個性と笑顔が戻ってくる。『マンガ 認知症ケア』第２弾認知症には「葛藤型」「回帰型」「遊離型」の３タイプがある。タイプ別に関わり方を工夫すれば、その人の個性と笑顔が戻ってくる。本書は『マンガ 認知症ケア』の第２弾。おなじみとなった特養ホーム「きらめきの里」のスタッフたちが繰り広げる物語は、認知症ケアの核心にせまっていく！
三好 春樹［ミヨシ ハルキ］
著・文・その他
市川 リンタロウ［イチカワ リンタロウ］
著・文・その他
内容説明
特養ホーム「きらめきの里」のスタッフたちが繰り広げる物語―。マンガ認知症ケア核心に迫る第２弾。
目次
何のためのテスト？―長谷川式の正しい活用のしかた
認知症の３つのタイプが見えてきた―伝説の入所者豊田トシさんの場合
葛藤型ケース
回帰型ケース
遊離型ケース
著者等紹介
三好春樹［ミヨシハルキ］
１９５０年生まれ。九州リハビリテーション大学校卒業。理学療法士。現在、「生活とリハビリ研究所」代表。年間２００回を超える講演と実技指導で絶大な支持を得ている
市川リンタロウ［イチカワリンタロウ］
１９６９年新潟県生まれ。京都精華大学美術学部デザイン学科マンガ専攻。卒業後、特別養護老人ホームで福祉の道に入り、介護福祉士を取得。その後、デイサービスセンター勤務などを経て、マンガ家として著作活動に専念。新聞、週刊誌の連載を手がける（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひろちゃん
52
認知症は葛藤型、回帰型、遊離型に別れる。症状とかどういう人がなりやすいかとか書いてあって勉強になった。2015/11/24
蔦屋重三郎そっくりおじさん・寺
18
２巻も面白かった。長谷川式簡易知能評価スケール（HDS）に対する疑問。『葛藤型』『回帰型』『遊離型』の三つの認知症の類型（これは元気な者にも当て嵌めると思う）。三好春樹は素晴らしい知者だ。市川リンタロウの漫画も昔のものよりも上手くなっている。これは本当にオススメ。３巻も読みたいが、２巻までしか図書館に無いのが残念。2013/09/14
kamomi
13
｛今の介護を必要とされる人達は「男尊女卑で肩書きの偉い人を尊敬する」という生き方をしてきたので、そうやって生きてきた人の人生観を変えるのは猫にダンスを教えるよりむずかしい｝納得いく説明でした。人の役にたちたい人がお世話を受ける立場になるせつなさ・・・実際にはケースにあてはまらないと思うので職員さんには頭がさがります＊図＊2012/03/27
夜兎
8
良かった！前作よりも認知症の種類など専門的な話が語られていて、それでいてわかりやすい内容なので非常に勉強になりました。シリーズ全巻そろえようかしら…。『長谷川式』は知識として知っていて、認知症の診断の為には必要不可欠だと思いこんでいましたが、日常的な活用法に目からウロコ。そうか、そうやって経過観察しながら判断すればいいんだ。アドリブ力、是非とも身につけたいです。本職の方から一般の方まで、とにかくお勧めしたい一冊…シリーズ、です。2012/04/01
やまとさくら
5
アドリブで対応する技量が必要◎【自分らしかった かつての自分に戻る】 【介護されている後ろめたさ】【かつての人間関係になぞらえて 新しい関係を作ろうとしている】【旅に出られない老人が過去に度に出たと考える】◎自分だったら、いつの自分に戻るのだろう。2016/08/25
