内容説明
時代を超えて輝く「経営の神様」の黄金のメッセージ。世界でたった一人、幸之助の最も近くで仕えた著者が23年聞き続けた「魂の教え」を初めて明かす。
目次
声をかけよ
耳を傾けよ
雑談をせよ
区別をしても、差別はするな
小声で話をするな
秘密を作るな
仕事を任せきれ
叱った後は、必ずフォローをせよ
必ず具体案を示しつつ、指示を出せ
大きな方針を全員に示せ〔ほか〕
著者等紹介
江口克彦[エグチカツヒコ]
1940年、名古屋市生まれ。慶応義塾大学法学部卒業後、松下電器産業(現パナソニック)入社。67年、シンクタンク・PHP総合研究所に転じ、秘書室長、専務取締役、副社長などを経て、2004年社長に就任、09年退任。1976年、36歳のときに松下幸之助からPHPグループの経営を実質的に一任され、以後34年間、経営に携わる。幸之助の晩年23年間を最も身近で仕えた側近であり、「松下哲学」の継承者・伝道者として知られる。内閣官房道州制ビジョン懇談会座長などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
うめけろ
4
やっぱり松下幸之助は凄い人だったんだ、と改めて思いました。この手の本を読むたびに、我が社のトップにも爪の垢を煎じて飲ませたい、と思います。せめて、松下さんの10分の1でもいいからこういう考えを取り入れていただきたい・・・ってか、もう自分がトップになるしかないのか!・・・なんてね(笑)。2013/11/24
dormilega
3
感想1:30の言葉。読めば読むほどすばらしい人だったんだ。今読めてよかった。とおもった。一緒に働いてみたかった。読んでいて涙が出てしまった。「人間大事」。育てるということはとても根気がいること。リストラせず、人を大事に自らの手で根気よく育てる。当たり前のことのようにおもうけどこういう企業、どれくらいあるだろうか。そういう人間として当たり前のことを、ぶれることなく生涯やってのけた人。2011/10/19
dormilega
2
感想2:どんな出来事も幸運の証。はい。わたしも人を今まで以上に大事に、どんな出来事も幸運だとおもって日々暮らしていきます。ちなみに今の総理大臣は松下政経塾一期生。松下幸之助さんに直接このようなことを学べたんだとおもう。人が一番大事なんだよ、と思える世の中に、少しでも近づいていってくれることをわたしはまだ、いまの日本に大いに期待しています。2011/10/21
だいすけ
1
利益を上げようとして策略に走ったらいかん。大事なのは社員を育て社員のやる気をいかに高めるかや。雑談の力とはかくも強く、長く継続するもの。冷静に考えて叱り感情をいっぱい込めてほめる。理解させることは容易だが、行動させることは極めて難しい。人を育てるということは常人には想像できないほどの根気が必要だ。2019/12/10
ayako
0
松下幸之助さんの近くにいた著者が書いており、30の言葉について具体的なエピソードなんかが載っていて松下幸之助さんの素晴らしさにぐっときて、さらにそんな素敵な方の側で働く事が出来た著者が羨ましい。。とても勉強になりました。2016/06/03