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新宗教ビジネス

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  • サイズ B6判/ページ数 190p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062820950
  • NDC分類 169.1
  • Cコード C0036

内容説明

新宗教はどんなテクニックで金を集めるのか?人の心を操って100億円のカネを集める謎の組織。テレビ・ショッピング、セールス・トーク、ネットワーク・ビジネスとの意外な相関性。創価学会、真如苑、阿含宗、大本、天理教など、巨大教団のヴェールに包まれた「ビジネス・モデル」の正体。

目次

第1章 新宗教に集まる莫大な金
第2章 なぜ宗教法人は課税されないのか
第3章 創価学会のビジネス・モデル
第4章 多様な新宗教のビジネス・モデル
第5章 なぜ新宗教に金が集まるのか
第6章 新宗教ビジネスの抱える問題
第7章 新宗教ビジネスは実際のビジネスに使えるか?

著者等紹介

島田裕巳[シマダヒロミ]
宗教学者、文筆家。1953年東京生まれ。1976年東京大学文学部宗教学科卒業。同大学大学院人文科学研究科修士課程修了。1984年同博士課程修了(宗教学専攻)。放送教育開発センター助教授、日本女子大学教授、東京大学先端科学技術研究センター特任研究員などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しげ

9
新宗教の教団はどこもえげつない方法で信者からお金を集めていると思っていたため、わりとまともなビジネスモデルが確立していることを知り、なんだか拍子抜けしてしまいました。できたばかりのカルト教団ならともかく、戦前から活動している多くの新宗教は安定期に入り、社会と対立するようなことも少なくなったそうです。逆にそれが緊張感をなくし、活動への熱意をなくしてしまう原因にもなっているそうな。新宗教は「考え方」という商品を特殊なスタイルで売るビジネスのように感じました。2013/07/04

スリカータ

2
格安の月会費で敷居を低くしている新興宗教がどうして巨額の財を成すのか疑問で、読んでみた。なるほど、納得。宗教によって違いはあれど、財源は信者の懐に違いない。「信者」と書いて「儲ける」と読む日本の漢字は良く出来ている。2014/10/11

tosh

1
新宗教のビジネスモデルを分かりやすく解説してくれます。大手はやっぱり穏健な方法でうまく経営している。上層部に利権が集中しすぎない仕組みが分派分裂を防ぐ、という説明に納得。2015/04/27

penguin

1
「集金」という観点からみた軽めの新宗教論。新興宗教で最大である創価学会が何故分裂しないか、の辺りは興味深く読んだ。が、ニュートラル過ぎてもう少し突っ込みが欲しかったのも事実。この方らしいっちゃらしんでしょうが、新興宗教というモノ対してとても非常に寛容な印象を受けました。2009/09/19

yukioninaite

0
意外なことに信者一人当たりの負担金額が少ないのに驚きました。2017/02/07

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