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マサチューセッツ通り2520番地

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  • サイズ B6判/ページ数 286p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062820127
  • NDC分類 319.105
  • Cコード C0031

内容説明

ワシントン日本大使館、もの書き公使の物語。広報文化担当の仕事、大使館で働く仲間たち、多忙な大使の姿、米政府要人のユーモアあふれるエピソード。民間人外交官として赴任したワシントン1000日の懐かしい日々を綴る。

目次

第1章 そもそもの記
第2章 外交官になるということ
第3章 ワシントン仕事はじめ
第4章 大使館の仕事
第5章 広報文化班の仕事
第6章 広報文化班、もう一つの仕事
第7章 大使館裏方の仕事
第8章 大使の仕事
第9章 私の仕事
第10章 民間人公使の役割とは
第11章 ワシントンの一千日

著者等紹介

阿川尚之[アガワナオユキ]
1951年東京生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科中退、米国ジョージタウン大学スクール・オブ・フォーリン・サーヴィスならびにロースクール卒業。ソニー、米国法律事務所を経て、1999年から2002年まで慶應義塾大学総合政策学部教授、2002年から在米日本国大使館公使(広報文化担当)を務める。2005年春、慶應義塾大学復職。東京大学特任教授。ヴァージニア大学ロースクール客員教授。著書に『憲法で読むアメリカ史』(PHP新書、第6回読売・吉野作造賞)他がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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22
民間人から外交官になった阿川さん。彼曰く最大の強みは、いい意味でアマチュアであること。その代わりに必要なのは、普通の常識、豊富な好奇心、そして間違えても照れずに自分の意見を言うこと。大使館とはその国での日本代表である。それがアメリカとなれば責任の重さは計り知れない。そんな堅苦しい日々を好奇心を持って、平常心で過ごせたのはやはり阿川さんのスキルの高さ。民間人としての第三者の目線から見た外務省、外交官、マスコミは興味深かった。🇺🇸今回のワシントン研修大変勉強になった🇺🇸2019/04/03

とある本棚

10
大学教授である筆者が、アメリカ大使館で公使を務めた際の回想録。本文の中で外交官にはユーモアが必要だと書かれているように、ユーモラスな筆致でスイスイ読み進められる。自身の強みはアマチュアであることと言って憚らないように、民間出身者から見た外交官の特性や奇妙な部分が等身大で書かれている。アメリカにおけるスピーチの重要性も力説しており、私も今後はスピーチに対してもう少し真剣に取り組まねばと反省した。外交だけでなく、国際交流やパブリックディプロマシーに関心のある方にもオススメの一冊。2022/08/01

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