出版社内容情報
世界一のウイスキーをつくった経営者と無頼派作家の不思議な友情と、ビール戦争とベトナム戦争を戦った二人の夢の光芒真の経営者とはなにか。真の小説家とはなにか。そしてほんとうの友情とはなにか――300万人の命が失われ、焦土と化した日本が奇跡の復興へとむかう、高度成長期、やんちゃな経営者と作家が友情で結ばれ、たぐいまれなタッグを組んで、次々とヒットを飛ばす。サントリーがまだ寿屋と呼ばれていた時代、貧困のどん底から開高健を拾い上げ、活躍の場を与えたのが、世界一のウイスキーをつくった男・佐治敬三であった。
開高は佐治を必要としたが、佐治もまた開高を必要とした。やがて二人は経営者と社員という枠を超えた友情で結ばれていく。
序 章
第一章 ふたつの戦争
第二章 佐治家 養子の謎
佐治敬三家系図
第三章 寿屋宣伝部とトリスバーの時代
北 康利[キタ ヤストシ]
著・文・その他
内容説明
真の経営者とはなにか。真の小説家とはなにか。そしてほんとうの友情とはなにか―日本が奇跡の復興へとむかう高度成長期。やんちゃな経営者と作家が友情で結ばれ、たぐいまれなタッグを組んで、次々とヒットを飛ばす。サントリーがまだ寿屋と呼ばれていた時代、貧困のどん底から開高健を拾い上げ、活躍の場を与えたのが、世界一のウイスキーをつくった男・佐治敬三であった。開高は佐治を必要としたが、佐治もまた開高を必要とした。やがて二人は経営者と社員という粋を超えた友情で結ばれていく。
目次
序章
第1章 ふたつの戦争(シュタインヘーガー作戦;初戦惨敗;そろそろサジ投げるか?;もうひとつの戦争;現代は輝ける闇である)
第2章 佐治家養子の謎(元祖やってみなはれ;おでこに蠅とまってるで;「生命の水」に取り憑かれて;鳥井クニと佐治くに;たび重なる試練;二代目社長を運命づけられたあの日;神も仏もあるものか)
第3章 寿屋宣伝部とトリスバーの時代(ごぞんじ!開高健)
著者等紹介
北康利[キタヤストシ]
1960年名古屋市生まれ、大阪府立天王寺高校、東京大学法学部卒業後、富士銀行(現・みずほ銀行)入行。資産証券化の専門家として、富士証券投資戦略部長、みずほ証券財務開発部長、業務企画部長を歴任、2008年みずほ証券退職。本格的に作家活動に入る。著書に『白洲次郎 占領を背負った男』(第14回山本七平賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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