出版社内容情報
俳句の今の時代に愉しむ術を得ようと、俳句界の巨人に年齢差42歳の作家が挑む!新たに対談して新章追加。名著が15年ぶりに甦る!「俳句って何だろう!」「俳句の面白さをもっと知りたい!」
「日本語を俳句を通して考えたい!」――刺激的かつユーモア溢れる言葉の応酬!
俳句界の巨人・金子兜太に、年齢差42歳の作家、クリエイター・いとうせいこうが挑みかかった!
「試合」のテーマは「俳句術」にはじまり、「詩語論」「日本語論」、そして「平和の俳句」へと発展! 二人が分け入った日本語という森の奥での刺激的かつ血の通った会話を、お楽しみあれ!
一 俳句は「切れのかたまり」なり
二 定型は「スピードを得るための仕組み」なり
三 「新俳句」の新しさはここにあり
四 アニミズムは「いのちそのもの」なり
五 吟行はこうして楽しむべし
六 「非人称の文字空間」に戯れる
七 十五年ぶりの「他流試合」
金子 兜太[カネコ トウタ]
著・文・その他
いとう せいこう[イトウ セイコウ]
著・文・その他
内容説明
「俳句って何だろう!」「俳句の面白さをもっと知りたい!」俳句界の巨人・金子兜太に、作家・いとうせいこうが挑みかかった!俳句を通して、「試合」のテーマは「詩語論」「日本語論」、そして「平和の俳句」へと発展!二人が分け入った日本語という森の奥での刺激的かつ血の通った会話を、どうぞお楽しみあれ!
目次
1 俳句は「切れのかたまり」なり
2 定型は「スピードを得るための仕組み」なり
3 「新俳句」の新しさはここにあり
4 アニミズムは「いのちそのもの」なり
5 吟行はこうして楽しむべし
6 「非人称の文字空間」に戯れる
7 十五年ぶりの「他流試合」
著者等紹介
金子兜太[カネコトウタ]
俳人、現代俳句協会名誉会長、朝日俳壇選者。1919年、埼玉県生まれ。旧制水戸高等学校在学中に句作を始める。43年、東京帝国大学経済学部卒業。同年、日本銀行に入行。44年より終戦まで、海軍主計中尉、後、大尉として、トラック島に赴任、46年復員。55年、第1句集『少年』を刊行し、翌年、現代俳句協会賞を受賞。62年、俳誌『海程』を創刊、のち主宰。83年、現代俳句協会会長に就任。87年、朝日新聞「朝日俳壇」選者。88年、紫綬褒章を受章
いとうせいこう[イトウセイコウ]
1961年、東京都生まれ。早稲田大学法学部卒業。編集者を経て、作家、クリエーターとして、活字・映像・音楽・舞台など、多方面で活躍。音楽活動においては日本にヒップホップカルチャーを広く知らしめ、日本語ラップの先駆者の一人である。アルバム『建設的』(1986年)にてCDデビュー。エッセイ集『ボタニカル・ライフ』(第15回講談社エッセイ賞受賞)、『想像ラジオ』(第35回野間文芸新人賞受賞)。テレビにレギュラー出演し、「したまちコメディ映画祭in台東」では総合プロデューサーを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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