• ポイントキャンペーン

講談社+α文庫
習慣の力 The Power of Habit

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 470p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062816472
  • NDC分類 141.75
  • Cコード C0198

出版社内容情報

行動の4割は習慣が占めている。だから習慣を好転させれば人生の4割が好転する。その仕組みを解き明かした世界的ベストセラー!「消臭剤のファブリーズはなぜ突然ヒット商品になったのか」「アルコール依存症はなぜ治せるようになったのか」「大手アルミメーカーのアルコアはなぜダメ会社から突如優良企業に変貌を遂げたのか」「スターバックスのスタッフを責任感の強いリーダーに育てるプログラムとは」。本書の著者によれば、これらはみな、「習慣」をうまく活用した成果であるという。
普段、私たちは自分の意志で行動を決めていると思っているが、実はそうではない。人間の全行動の4割は「習慣」、つまり脳で考えることなく、無意識に身体を動かしているのである。したがって、この習慣のメカニズムを知ることで「良い習慣」を増やし、「悪い習慣」を減らすことができれば、人生は知らず知らずのうちに好転していくのだ。
本書は「個人の習慣」「成功する企業の習慣」「社会の習慣」の3部で構成されている。第1部で「習慣の仕組み」について分析し、「習慣」が「きっかけ」「ルーチン」「報酬」の3つの要素から成り立っている点などについて詳細に分析している。
第2部、第3部では「習慣」を、企業や組織が上手に活用した実例をとりあげる。
巻末では、個人が「習慣」を変えるための方法についても具体例を挙げながら説明している。

プロローグ
第1部 個人の習慣
第1章 「習慣」のメカニズム
行動の4割を決めている仕組みの秘密
第2章 習慣を生み出す「力」
ファブリーズが突然大ヒットした理由
第3章 習慣を変えるための鉄則
アルコール依存症はなぜ治ったのか
第2部 成功する企業の習慣
第4章 アルコアの奇跡
会社を復活させた、たった一つの習慣
第5章 スタバと「成功の習慣」
問題児をリーダーに変えるメソッド
第6章 危機こそ好機
停滞する組織をいかに変革させるか
第7章 買わせる技術
ヒット商品を自在に生み出す秘策
第3部 社会の習慣
第8章 公民権運動の真相
社会運動はどのようにして始まるのか
第9章 習慣の功罪
ギャンブル依存は「意志」か「習慣」か
エピローグ
付録 アイデアを実行に移すためのガイド


チャールズ・デュヒッグ[チャールズ デュヒッグ]
著・文・その他

渡会 圭子[ワタライ ケイコ]
翻訳

内容説明

アルコール依存症が治せるようになったのも、まったく売れなかった「ファブリーズ」が突然ヒット商品になったのも、スターバックスがスタッフを責任感の強いリーダーに育て上げるプログラム開発に成功したのも、全部「習慣」がカギになっていた!人間の行動の4割は「習慣」でできている。「良い習慣」を増やし、「悪い習慣」を減らせば、人生は知らず知らずに好転する!

目次

第1部 個人の習慣(「習慣」のメカニズム―行動の4割を決めている仕組みの秘密;習慣を生み出す「力」―ファブリーズが突然大ヒットした理由;習慣を変えるための鉄則―アルコール依存症はなぜ治ったのか)
第2部 成功する企業の習慣(アルコアの奇跡―会社を復活させた、たった一つの習慣;スタバと「成功の習慣」―問題児をリーダーに変えるメソッド;危機こそ好機―停滞する組織をいかに変革させるか;買わせる技術―ヒット商品を自在に生み出す秘策)
第3部 社会の習慣(公民権運動の真相―社会運動はどのようにして始まるのか;習慣の功罪―ギャンブル依存は意志か習慣か)
付録―アイデアを実行に移すためのガイド

著者等紹介

デュヒッグ,チャールズ[デュヒッグ,チャールズ] [Duhigg,Charles]
1974年生まれ。「ニューヨーク・タイムズ」紙記者。イェール大学、ハーバード・ビジネス・スクール卒業。ビジネス関連の記事を中心に執筆。これまでジェラルド・ローブ賞、ジョージ・ポーク賞ほか、ジャーナリズム関係の受賞歴多数。講演活動も積極的に行っている

渡会圭子[ワタライケイコ]
翻訳家。上智大学文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

文章で飯を食う

16
自分の習慣、会社の慣習、社会の文化、それらを一括の「習慣」として考えた本。良い習慣も有れば、悪い習慣も有る。すでに意味の無くなってしまった物も有る。良い習慣は成功につながり、悪い習慣は破滅へ導く。習慣は改める事もできる。面白かったし、エキサイティングな面もあった。この分野の基本の一冊ではないかと思う。2016/04/11

はるき

13
 自分の意志の力を信じてはダメ!環境設定に気をつけて、良いループに入りましょう。2024/06/14

isao_key

9
タイトル通り習慣がいかに成功失敗に影響を与えているか、どのように良い習慣を身に付けることができるかが書かれている。ジョギングの例で言えば、毎朝走り出すには、シンプルなきっかけと、明確な報酬を選ぶ必要があるが、その後の研究によって、きっかけと報酬そのものには新しい習慣を長続きさせる力はなく、脳がエンドルフィンや達成感を求めるようになって初めて靴紐を無意識に結ぶようになる。意志力を強化することで、その習慣が他の部分へと広がっていく。無理してもジムに行ったり、宿題をすることは、自分の考えを変えることでもある。2018/03/17

bandil

8
誇張ではなく人生を変え得る好著。「習慣」を科学的に分析し、それをどう適用するかまでをがっちりフォローしてくれる。結局は自分で自分を「分析」する面倒な作業は避けられない訳だが、その概要を知っていると知らないとでは大違いだ。本気の人にこそお勧め。2019/08/19

山のトンネル

7
1ページあたりの文字の総数について。講談社+α文庫の『習慣の力』は16行×縦38文字。一方で、『習慣の力 新版』(ハヤカワ文庫)は、18行×縦31文字。本書は、ハヤカワに比べて文字が大きく、濃く見えるため読みやすい。翻訳者は同じかつ、9割は内容を含めて同じなのにフォントや行間によってここまで読みやすさが変わるとは発見である。2022/04/26

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/10452092
  • ご注意事項

最近チェックした商品