講談社+α文庫<br> 偶然完全 勝新太郎伝

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講談社+α文庫
偶然完全 勝新太郎伝

  • 田崎 健太【著】
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  • 講談社(2015/10発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 496p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062816281
  • NDC分類 778.21
  • Cコード C0195

出版社内容情報

勝新、再発見! 最後の「弟子」だけが見た昭和最後のスターの素顔とは。黒澤明との決裂、大麻事件、がん闘病のすべてが明かされる!こんな痛快な男はもうどこにもいない。
「大統領や首相の代わりはできるけど、勝新の代わりは誰ができるんだ?」
「今後はパンツをはかないようにする」
「俺としゃぶしゃぶか? 一つ“シャブ”が多いんじゃないか?」
脚本を破壊し、役柄に自らを同化させることを是とした名優、勝新太郎。
彼の最後の「弟子」が描く、「最後の役者」勝新の真実とは。
――みんな勝新が大好きだった!

巨大なベンツで夜ごと銀座に繰り出し、一見怖いけど本当は人懐っこくてやさしい昭和の大スター、1931年11月29日生まれの勝新太郎は、2016年、生誕85年という節目の年を迎える。
著者は、かつて『週刊ポスト』に連載されていた勝新による人生相談の担当編集者で、晩年の勝新と濃密な時間を過ごした最後の「弟子」。

「映画よりもおもしろい人生を歩んだ勝新太郎をもっと知ってほしい」 「この生き様こそ、勝新太郎の最大の作品ではないか」……かねてからこんな思いを抱き、勝の最後の「弟子」を自任する著者が、多くの関係者に取材を重ね、新たなエピソードを次々と発掘。豪傑を絵に描いたような人間・勝新太郎の「素顔」に迫った単行本を加筆・修正して文庫化。

文庫版だけに、プロインタビュアーでプロ書評家の吉田豪の解説を収録!

プロローグ
第一章  何度呼んでも起きまへん
第二章  資本金ってなんだい?
第三章  中村玉緒との夫婦生活
第四章  俺が座頭市なんだ
第五章  勝プロダク損
第六章  百年早い
第七章  仲代とは終わったな
第八章  石原裕次郎とどっちが格好いい?
第九章  騙したい奴には騙されてやればいい
第十章  大変なことが起こったんだ
第十一章 神が降りて来ない
第十二章 今後はパンツをはかないようにする
第十三章 俺の弟子になったんだって?
第十四章 なんで、ここなんだい?
エピローグ
あとがき
解説 吉田豪
(目次より)


田崎 健太[タザキ ケンタ]
著・文・その他

内容説明

こんな痛快な男はもうどこにもいない。「大統領や首相の代わりはできるけど、勝新太郎の代わりは誰ができるんだ?」「今後はパンツをはかないようにする」「俺としゃぶしゃぶか?一つ“シャブ”が多いんじゃないか?」―。脚本を破壊し、役柄に自らを同化させることを是とした名優の最後の「弟子」が描く、「最後の役者」勝新の真実。みんな勝新が大好きだった。

目次

何度呼んでも起きまへん
資本金ってなんだい?
中村玉緒の夫婦生活
俺が座頭市なんだ
勝プロダク損
百年早い
仲代とは終わったな
石原裕次郎とどっちが格好いい?
騙したい奴には騙されてやればいい
大変なことが起こったんだ
神が降りて来ない
今後はパンツをはかないようにする
俺の弟子になったんだって?
なんで、ここなんだい?

著者等紹介

田崎健太[タザキケンタ]
1968年、京都市生まれ。早稲田大学法学部卒業後、小学館に入社。『週刊ポスト』編集部などを経て、1999年末に退社し、ノンフィクション作家となる。早稲田大学スポーツ産業研究所招聘研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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goro@the_booby

34
「稀代」勝新太郎を表す言葉はこれしかない。その次に来る単語が何にしてもあてはまる。もうこんな人は出てこないんじゃないかと思う。石原裕次郎や美空ひばりは今でもTV番組にはなるけど勝新の話題はないねぇ。寂しい。勝新の頭の中には映画の事しかなかったんだろうな。両雄は並び立たずなんだろうけど黒澤との「影武者」観たかったなと思わせる。豪快な数々のエピソード満載だけれど公私の別などお構いなく勝新だった。「座頭市」の殺陣が観たくなった。2016/10/06

nishiyan

13
雑誌連載を担当したことから最後の「弟子」となった田崎健太氏による勝新太郎の評伝。田崎氏の著作は以前に『真説・長州力』を読んでいたのだが、同書が長州力とは一歩引いた立ち位置で書いているのに対して、本書では勝新太郎への並々ならぬ思い入れが詰まっており、同じ著者が書いていたものなのかと思ったくらいだった。なんといっても圧巻なのは第十二章から始まる勝と出会いと、勝の死に至るまでの描写である。綿密であり、情感たっぷりで、まるで映画を見ているかのようである。本書は人間・勝新太郎を浮き彫りにした傑作だと思った。2019/01/16

スプリント

11
経営感覚にすぐれたブレーンがいたらもっと活躍の場があったと思います。 破天荒な生き方の裏に「勝新太郎」をプライベートでも演じ続けなければならなかった悲哀が感じられます。勝新太郎だけでなく関係した監督やスタッフ、共演者も非常に個性が強く魅力的な人物が登場します。2015/12/05

0607xxx

11
最近、CS放送のドラマ版「座頭市」が楽しみの一つになっている私にとって嬉しい文庫化。「俺が座頭市だ」という通り座頭市はカツシンしかいないと思う。知れば知る程、興味が沸く男、勝新太郎。こんな俳優は二度と出てこないと思う。2015/10/27

駄目男

5
勝新太郎、豪放磊落にして天才。 それでいて神経細やかな優しい人だったと人は言う。 この本を読んで、改めて勝新の人間性に惚れ直した。 確かに一見、強面で親分肌な風貌だが、彼ほど人間味溢れた人も稀だろう。 それにしても勝新太郎という人は役者としても人間としてもスケールの大きさでは群を抜いており、読了後の感想としては、本が面白かったというより勝新の魅力に惹き込まれたという方が正しいと思える。 2016/02/12

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