講談社+α文庫<br> 裸でも生きる―25歳女性起業家の号泣戦記

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講談社+α文庫
裸でも生きる―25歳女性起業家の号泣戦記

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  • サイズ 文庫判/ページ数 320p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062816168
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0136

出版社内容情報

途上国発ブランド マザーハウスを軌道に乗せて各マスコミで最注目の女性の、明日へ向かう力に溢れたノンフィクション!一歩踏み出す勇気がここにある!
イジメ、非行……居場所がなかった青春。強くなりたいと入部したのは「男子柔道部」。そして偏差値40から3ヵ月で一流大学合格。大学を卒業し、本当の現場を見たいと渡ったアジア最貧国バングラデシュ。腐敗にまみれた国で見つけた眠る素材、出会う人々。やがてバッグ造りで起業を決意。数々の失敗、挫折、裏切りに遭いながらも歩みを続け、途上国発ブランド マザーハウスを軌道に乗せて各マスコミで最注目の女性の、明日へ向かう力に溢れたノンフィクション!
「途上国発のブランドを創る」。こんな突拍子もないアイデアを実現させるべく奮闘中の女性社長・山口絵理子さんの自伝エッセイです。
ここまでの彼女の歩みは、まさにジェットコースターのように波瀾万丈。涙と笑いがぎっしり詰まっています。何度号泣するような絶望的な事態になっても、つねに前を向く生き方は、いまや多くの学生や若い社会人に感動を与えています。
小学校時代は陰湿なイジメにあい、校門をくぐれないような子供。その反動から中学で非行に走ります。しかしそこにも居場所がなく、偶然出会った柔道に打ち込みます。どうせなら強くなりたいと、進学した先は「男子」柔道部が強かった工業高校。何度も監督に直訴して入部し、地獄のような特訓を重ね、3年生のときに全日本女子柔道ジュニアオリンピックカップ-48kg以下級で7位に入賞します。
そこからまた一転、まだ自分にはできることがあるはずだと思った彼女は、ほとんどの生徒が就職する偏差値40の工業高校に在籍していたにもかかわらず、3ヵ月の猛勉強で慶應義塾大学総合政策学部に合格します。竹中平蔵ゼミで開発学という学問に出会い、発展途上国の経済成長理論を学び、途上国援助に目覚めます。しかし、大学のインターン時代に夢かなって働くことになったワシントンの国際機関で、途上国援助と言いつつ誰一人途上国に行きたがらない現実に大きな矛盾を感じ、いても立ってもいられなかった彼女は、「アジア」「最貧国」で検索して出てきた「バングラデシュ」に渡ります。そこで彼女を待ち受けていたものは、開発学の教科書には載っていない、すさまじい腐敗と格差。そこで待ち受ける超過酷な現実を次々と乗り越え、途上国発ブランド「マザーハウス」を創業。勇気と感動の物語が心を揺さぶります。

第一章 原点。学校って本当に正しいの?
第二章 大学で教える理論と現実の矛盾
第三章 アジア最貧国の真実
第四章 はじめての日本人留学生
第五章 途上国発のブランドを創る
第六章 「売る」という新たなハードル
第七章 人の気持ちに甘えていた
第八章 裏切りの先に見えたもの
第九章 本当のはじまり
エピローグ 裸でも生きる


山口 絵理子[ヤマグチ エリコ]
著・文・その他

内容説明

途上国発ブランド「マザーハウス」の創業者兼デザイナーの軌跡を綴ったノンフィクション。等身大で飾らない著者の言葉に、読者から「人生を見つめ直した」「夢へ一歩踏み出した」などの声が寄せられた、心に響く一冊です。

目次

プロローグ
第1章 原点。学校って本当に正しいの?
第2章 大学で教える理論と現実の矛盾
第3章 アジア最貧国の真実
第4章 はじめての日本人留学生
第5章 途上国発のブランドを創る
第6章 「売る」という新たなハードル
第7章 人の気持ちに甘えていた
第8章 裏切りの先に見えたもの
第9章 本当のはじまり
エピローグ 裸でも生きる

著者等紹介

山口絵理子[ヤマグチエリコ]
1981年埼玉県生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業、バングラデシュBRAC大学院開発学部修士課程修了。大学のインターン時代、ワシントンの国際機関で途上国援助の矛盾を感じ、アジア最貧国バングラデシュに渡り日本人初の大学院生になる。「必要なのは施しではなく先進国との対等な経済活動」という考えで23歳で起業を決意。「途上国から世界に通用するブランドをつくる」という理念を掲げ、株式会社マザーハウスを設立。バングラデシュやネパールの自社工場でジュート(麻)やレザーのバッグ、ストールなどのデザイン・生産を行い、2015年現在、日本、台湾など21店舗を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鴨ミール

31
この人は、私がいままで出会ったことのない人だ。私の常識では、図ることができない。感想も難しい。でも、マザーハウスのバッグは、欲しいと思っている(値段が高くて、まだ買ったことがないが)2018/01/22

nowhereman

25
この本を読んで初めて山口さんのこと、マザーハウスのこと、バングラデシュのことを知った。まず、とんでもない人やな、と思った。かっこいいし、勇気を貰ったし、羨ましいし。でも、悔しくて、自分のことが恥ずかしくなった。僕が小学生の時、岡本真夜さんが「涙の数だけ強くなれるよ」と仰ってましたが、山口さんはこの本の中で、色んなものに打ちのめされ、10ページに1回は泣いてました。正直、何でそこまで頑張れるんや、と思った。しかし、あとがきを読み、山口さんのバイタリティーは表題の「裸でも生きる」にあるのだと納得した。2015/11/02

みち

24
この人凄い。どこからそんなパワーが出てくるのだろう。確かに負けず嫌いな性格であることは間違いないと思うけど。これだと決めたことにまっすぐに突き進む強い意志がある。この本を読んでみて、頭で考えるだけじゃなく、行動することが大事なんだなと思った。2017/09/28

hk

23
若き起業家による、躍動感に満ちた四半生記だ。紆余曲折あって国際機関で途上国支援の任務につくが、著者はそこで「莫大な援助があるのに、途上国の情勢は何故改善されないのか?」と疑問をもつ。彼女は衝動的にバングラディッシュにわたる。そこで役人から一般人まで袖の下が飛び交う現状を目の当たりにした。何のことはない、援助金はインフラ整備などには回らず、賄賂になって消えていたのだ。そこで彼女は「NGOによる形だけの支援では駄目だ。民間企業によって草の根の経済から変えなければならない」と思いたち… 若い文体が清々しい。2019/12/08

20
小学校いじめられっ子。中学へビーなヤンキー。高校柔道全日本選手。大学慶應大学生兼米州開発銀行職員。大学院バングラデシュ初の日本人大学院生兼三井物産ダッカ事務所インターン生。25歳「途上国から世界に通用するブランドをつくる」と株式会社マザーハウス起業。え〜…どんな経歴…?こう書くと凄い超人的だが、いつも泣いてるし不安に思ってるし信じた人に裏切られるし、心挫けるタイミングめちゃくちゃあった。なのに努力し続け立ち上がり続ける。同じ人間とは思えない。100回くらい生き直したら、山口さんと同じレベルにいけるかな、、2023/02/07

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